タイトルを読んで「懐かしい!」と思った人は私と同世代だろう。そう、往年の人気米国製TVドラマ「奥様は魔女」の冒頭ナレーションに似せてみたのだ。そのナレーションに「と娘達」は無かったがエリザベス・モンゴメリー演じる綺麗な奥様サマンサも幼い娘タバサも魔法が使える魔女だった。


石貫慎太郎さんの新作オーディオドラマ「不思議の壺の子守唄」に出演した。今回、私はまさに魔女(故人)の旦那で2人の娘の父親役。上記ドラマのご主人は広告業界人だったが、子供だった私は彼の上司が顧客の顔色で態度をコロコロと変える姿勢からサラリーマン渡世を垣間見た気がしたものだ。

今回のドラマでは様々な「音」が楽しめる。人間は眼から入る情報に対しては懐疑的だが、耳から入る情報に対しては従属的なのだそうだ。子守唄も音だが、緊急時の案内等も視覚情報より聴覚情報(アナウンス等)の方が人々を動かす効果があるという。確かに瞼は閉じられるが耳は容易に塞げない。


●「不思議の壺の子守唄」【約35分間】クリック!

■スタッフ
原作/脚本/制作/音楽:石貫慎太郎

エンディングテーマ「きいろとしろのワルツ」

演奏:KuLuーKuLu

作曲:石貫慎太郎

■キャスト
(ナレーション):能登洋宇
(姉/アカリ):山木梨花
(妹/木の葉): ​中田真由美

(母親、幼い頃の木の葉):南春奈

(父親):Saigottimo (開始3分頃と終盤に登場)


Saigottimo