5月6日、渋谷SEABIRD第一金曜(一金)ライブ。1st.setは奇人ベーシスト、チャールズ・ミンガス生誕100年で彼の特集全5曲!変則的な小節数の曲もあり、いつもは譜面不要の岩渕さん(ds.)まで譜面を求める。曲中に「叫び」が入る曲では十河さん(pf.)の奇声や肘奏法もあって面白かった。

そして大トリ美空ひばりの益田伸子さんが音信無いので暫定トリの私は春の歌としてアーヴィング・バーリン作「イースターパレード」(1933年)を選曲した。この曲はオリジナルのビング・クロスビー盤か映画(1948年)のフレッド・アステア盤が定番だが私は笈田敏夫盤(Youtubeに無く残念)が好きだ。
例によってこの曲の原詞は歌詞専門サイトを参照して戴くとして、ナンチャッテ和訳を試みると、こんな感じの内容だ。
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イースター・パレード
(作詞/作曲:アーヴィング・バーリン)
フリルがいっぱいのイースター用の飾り帽子で
貴女はパレード中最も豪華な女性となるだろう。
そして多くの人々が貴方に眼を奪われることで、
私はパレード中最も誇らしい連れになるだろう。
5番街の大通りではカメラマンが私達を撮影し、
貴方は明日の朝刊に自分の姿を見付けるだろう。
ああ私はそのイースター用の飾り帽子について
そして私がパレードに連れて行った娘について
ソネット(十四行詩)を書くことだって出来るよ。(Translated By Saigottimo)
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※私も生まれてない時代の古色蒼然たる曲、バンドも誰も知らないだろうし演奏中に寝そうで心配なくらいだ。
♪Easter Parade…2022年5月6日、渋谷SEABIRD一金ライブにて(限定公開動画)♪

【同名映画でのJ.ガーランドとF.アステア】
「復活祭」と訳されるイースターはイエス・キリストの復活を祝うお祭り*1なので、生誕祭であるクリスマス*2と並んでキリスト教徒にとっては大切な行事らしい。だが日本では、イースターエッグという彩色した卵はそこそこ知られているものの、イベントとしての認知度はまだ低い。
戦後日本では銀座のバーから始まったクリスマスが不二家のケーキでホームパーティとして定着し、メリーチョコレートの仕掛けでバレンタインデーのプレゼントが根付き、いま仮装騒ぎでハロウィンも盛り上がってきた。さて果たしてイースターはそれらに続く新たな文化や商機を生み出せるか?
そもそもイースターは何月何日か?「春分の日以降の満月の直後の日曜日」で年によって違う。今年2022年は4月17日になるが、これは西方教会(ローマンカトリック&プロテスタント)であって東方教会(ギリシャ正教、ロシア正教会他)は違う。4月27日とか復活大祭期間が6月1日までとかである。
この歌の舞台は、歌詞に「5番街」とあるようにニューヨークだから当然プロテスタントだろうしパレードも西方教会式のイースター当日に行われているはず。ただ宗派によって日程が変わるようだと“触らぬ神に祟り無し”と考える“宗教音痴”の我々日本人には結構ハードルが高いお祭りかも?
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*1:イースターは春の女神に由来する“春の祭り”で、イエスの復活を祝うという宗教的意味合いは後付けと思われる。
*2:クリスマスも“冬至の祭り”をローマ帝国がキリスト教を国教とした際、イエスの生誕祭とした(詳細は下記ご参照)。
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