5月18日(土)
スタート地点は広島県安佐北区 JR加部線 加部駅前 のほんのちょっとだけ高いコインパーキング
“ほんのちょっとだけ高い”と明記したのには理由がありまして、
下調べの際には、もっと安くて利便性の良いパーキングを2カ所選定してたのですが、AM8時の時点で既に2カ所とも満車
安佐北区って広島市の北の外れだから、まあまあの田舎なんだろうと予想してましたが、行ってみると思いの外都会でして、人気のパーキングはすぐに満車になってしまうみたいです
で、探しに探して今回の駐車場に辿り着きましたが、「高」いと言っても24時間で600円なので、街の規模を考えると、妥当な値段かなって感じです
JR可部線 あき亀山駅
以前はここから三段峡駅まで路線が続いてましたが、今は廃線となり ここかJR可部線の終着駅となっております、
あき亀山駅を過ぎると一気に景色は変わっていき、僕好みの長閑な景観となっていきます
路面を見ると“サイクリングロードかわなみ”の表記があります
調べてみるとこんな感じ
なるほど、確かにここはサイクリングにうってつけだ
“旧今井田駅”
こういうのを探しながら走るのも廃線跡を巡るサイクリングの楽しみの一つなんですよね
ここは“旧毛木駅”の近くなんですが、駅舎が見え辛かったので路線の跡を撮影してみました
太田川沿いに走るこの道、ここは本当に景観が良い
“旧安芸飯室駅” 今はカフェとして活用されてます
赤い鉄橋もそのまま残されてます
暫く走るとレールがそのまま残っている区間に出会い
レールを辿って行くと 当時走っていたと思われる列車に遭遇しました
旧安野駅、今は“安野花の駅公園”と呼ばれているそうです
ここで眺めの休憩を取り、さらに先へと進みます
本当に良い景色が続きます
「国鉄2万キロ記念碑」
昭和29年(1954)3月30日に国鉄総延長2万kmに達成した事を記念して建てられた記念碑なんですが、
今ではその路線も廃線となり、他の路線も廃線続きで既に2万kmを下回っているとの事、
何とも時代を感じてしまいます
さらに先へと進んで行きますが
何とも長閑で綺麗な景色が次から次へと目に入ってきます
向うに観えるは安芸太田町月ヶ瀬の街
町を越えると再び綺麗で長閑な景観が続きます
旧きさか駅
こんな感じの駅ってあるよね
この辺りでは既に田植えが始まってるみたいです
綺麗な道が続きます
柴木川ダムのダム湖なんですが、水が綺麗だからとても美しい
三段峡に到着です
駅舎とかは残ってませんでしたが、一応ここが旧可部線の終点です
折角なので、少しだけ歩いて三段峡を散策してみます
入った途端に空気・・・というか雰囲気が変わってきます
おおっ!これはスゴイ!
まさにここは桃源郷です
この日はビンディングシューズだったし(濡れた岩の上だと滑って危険)、入口付近に置きっ放しの自転車が気になったので、あまり奥までは入りませんでしたが、ここは改めて車で来てスニーカー履きで歩いてみたいです
三段峡の神秘的な美しさに後ろ髪を引かれながらも、先へと進みます
休憩の為、ベンチへ座ろうと思ったら 旧戸河内駅の看板がありました
ここまでの道中、結構見逃してる駅舎や看板があるみたいですが、ここは駅探しに終始しなくても十分楽しめるコースなので、適当に気に掛ける事といたします
相変わらずの長閑でいい景色
本日のコースで唯一の激坂を登り
井仁トンネルに到着
サッと紹介しましたけど、結構キツかったのですよ
そして井仁トンネルを抜けて直ぐにあるのが 日本の棚田百選 に選定されている“井仁の棚田”
ここから一気に下って行って、今度は太田川の右岸沿いに走って行きますが、
こちらはこちらで田園風景が広がる素敵な景色が沢山ありますね
太田川の右岸側は左岸側と比べて狭い道路区間が沢山ありますが、自転車ならは車が少ない分走りやすい
ここの景色も僕好みで好きです
この道も好き
このコース、写真選定に困るほど、素敵な景色が沢山あります
楽しい時間は過ぎるのは早いもので、気がつけば無事にゴール出来ていました
広島県三次市から島根県江津市に繋がる旧JR三江線沿線の江津川沿いのコースを僕は大好きで過去に何度となく訪れましたが、片道120km位あるので、JR三江線が廃線となった今では輪行できなくなった分、コース取りが難しくなり最近は足が遠のいてます
しかしながら今回走った旧JR可部線の廃線区間、太田川沿いに続くこのコースは、江津川沿いのコースと大変よく似ていて綺麗で走りやすくて面白い
しかも距離が手頃ときたものだから再訪しない手はありません
また一つ、素敵なコースを見つけてしまいました
Ride With GPS