鳥取県 郡家 ~ 兵庫県 上郡 サイクリング | 旅と自転車 時々コペン

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車の旅 電車での旅 バイクの旅と『旅』には色々な形がありますが、
自分にとってベストな旅は『自転車での旅』だと思います、
徒歩のように遅くはない、車やバイクのように速くはない、
そして電車の旅よりは自由である、
そんな自転車での旅が一番いい、

僕が本格的にサイクリングを始めたのは高校2年生の時、

 

初めて走ったコースが自転車仲間の同級生と二人で行った鳥取県のJR郡家駅から戸倉峠を越えて兵庫県側に入って帰路に着くというコース

 

しかしながら、当時の僕らは知識も経験も浅く、ましてやスマホどころかパソコンも携帯電話も無い時代、結局、途中で日が暮れて、迷子になり路頭に迷っている所へ、たまたま通りかかった軽トラックのオジサンに救助されるという非常に苦い経験をしてしまったこうすけ少年とその友達でしたショック

 

“いつか当時のリベンジをしたい”

 

そう思いつつも標高891mの戸倉峠を抜けて100km以上を走りぬく事に躊躇しまくってましたが、

5月11日(土)

思い切って行って参りました

 

 

まずは智頭急行上郡駅にて輪行いたします

 

ここから2時間半 鈍行電車に揺られます地下鉄

 

途中で見掛けた“恋山形”の駅

とんでもない山中に似つかわぬ ハートとピンクで彩られた とてもファンキーな駅にど肝を抜かれるびっくり

 

そしてJR郡家駅に到着ですDASH!

 

さてと、40数年前のリベンジサイクリングスタートです自転車

とまあ、意気揚々とスタートしたのですが、この日はやたらと向かい風(南風)が強いあせる

「多分、氷ノ山辺りから降りてくる風がキツイのだろうから、県境超えるまでの我慢かな?」と自分に言い聞かせながら先へと進みます自転車

 

国道482号線(途中から29号線)を走ってもあまり面白くないので、いつものように脇道、裏道とぐるりと遠回りをしながら走ります自転車

 

古い土蔵の蔵があったり

 

若桜街道(若桜往来)の古い街並みが残っていたり

 

辺り一面に広がる梨畑があったり

 

やっぱり脇道裏道はいいなぁ~ニヤリキラキラ

 

“こいのぼり”が気になったので休憩がてら立ち寄った若桜鉄道「八頭駅」

実はこの駅舎 登録有形文化財 だそうですキラキラ

 

八頭駅周辺の街並みもなかなか良い感じですキラキラ

 

山も綺麗ですキラキラ

 

丹比駅周辺にも古い街並みが残ってますキラキラ

 

そして若桜宿へと入って行きます

 

若桜宿の街並み自体はごくごく普通の“田舎の町”という感じでしたが、

 

裏道に入ったらこんな感じの古い建物が残ってましたキラキラ

 

若桜鉄道「若桜駅」

実はこの駅舎も 登録有形文化財 との事キラキラ

 

駅舎の横にはディーゼル機関車や 蒸気機関車が並んでますキラキラ

 

という事で、先へと進みます自転車

 

若桜宿を越えた辺りから道路勾配がどんどん厳しくなり、向かい風も突風レベルにまで強くなり、『若き日のリベンジもなかなか大変だなあせる』と弱気になりつつありましたが、新緑の綺麗な景色に心癒され何とか先へと進みます自転車

 

山中に静かに佇む集落は平経盛縁の地なのかな?ほっこり

 

国道脇に綺麗な滝がありますキラキラ

 

そしてようやく新戸倉トンネルに到着ですキラキラ

 

ここを越えたら豪快な下りと、氷ノ山から降りてくる追い風とで楽勝になるのかな?

と思いながらトンネル超えると

 

確かに豪快なダウンヒルが待ってましたキラキラ

 

しかしながら風は相変わらず向かい風(南風)のまんまあせるあせる

 

引原川ダム湖キラキラ

この後、突風で自転車が倒れるあせる

 

“そうめん滝”

 

道の駅「はが」で小休止&昼食ナイフとフォーク

 

ざるそば大盛を頼んだら、とんでもないてんこ盛が出てきました爆  笑

ダイエット明けの胃袋にはかなり負担が大きかったのですが、何とか完食いたしました照れキラキラ

 

先へと進みます自転車

 

下り勾配が緩くなった辺りより、本格的に向かい風との戦いとなり、とにかくひたすら走りますあせる

 

 

唯一ゆっくりと立ち寄ったのが「与位の洞門」

明治36年頃に村人らによって手掘りで2年がかりで彫られたとの事、

これは地味に凄いわぁ~キラキラキラキラ

 

ここから更に南下してJR山陽本線竜野駅をゴールとする予定でしたが、とにかく向かい風(南風)が一向に弱まらないあせる

 

スマホで調べてみると平均風速5mだとかあせるあせる

 

なので予定を変更して播磨新宮より西に進路を変えて、播磨高原を越えて上郡に戻る事といたしました、

 

そして無事に日暮れ前(ギリギリ)に何とかゴールキラキラ

 

かなり手強かったけど、無事に40数年前のリベンジ達成キラキラキラキラ

 

コース的には、体力、気力そして時間的に余裕のあった鳥取県側は結構楽しめましたが、兵庫県側に入ってからは、下りなのに強風(向かい風)に煽られてなかなか距離の稼げない状況に焦って、楽しむ余裕は無かったです真顔

 

でもまあ、これで心残りも消えた事だし、結果オーライの良いサイクリングだったかな?ニコニコ

 

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