５月４日（土）
スタート地点は山中湖の近くにあるペンションMORI
手作り料理が自慢らしいが、コロナ禍以降夕食の提供はしていないとの事
でもアットホームな雰囲気でなかなか良い宿でした
まずは国道４１３号線をひた走り
着いたのが「富士吉田市立 富士山レーダードーム館」
このレーダードームは１９５９年の伊勢湾台風の大被害を受けて１９６４年に富士山頂に設置された気象レーダーで、気象衛星による観測に切り替わった１９９９年まで運用されていたものを、２００１年にこの地に移設されたものだそうです、
またこれは、「IEEEマイルストーン」という『電気・電子・情報技術やその関連分野の歴史的偉業に対して行う顕彰活動の一つ』に認定されている、とても価値のある歴史的構造物だそうです
国道から何とも霊験あらたかな林を通り
次に訪れたのは「北口本宮富士浅間神社」
ここは何とも神々しい
次に訪れたのは富士吉田の「金鳥居（かなどりい）」
富士山信仰の象徴とも言える大鳥居で、青銅で出来ているとの事、
元々は唐（中国）から伝わった製法で造った青銅の鳥居という事で「唐銅鳥居」と呼ばれていたが、それが訛って「金鳥居」となったそうです、
正直、最初は純金製の鳥居なのかと思ってましたが、そんな訳はないですよね
富士吉田のレトロな街並み
思っていたより寂しい感じで、少しだけ引いてしまった部分がありましたが、
でも、この（富士山が観える）景色はその全てを打ち消す程素晴らしい
横目に富士急ハイランドを眺めながら先へと進みます
徐々に街並みが観光地っぽくなってきて
次に辿り着いたのが「可口湖」
山中湖も大きかったけど、ここもなかなか大きな湖で
そしてここから眺める富士山も素晴らしい
湖沿いに富士山を眺めながら走るのは何とも気持ちいい
新緑が眩しい綺麗な道を走り抜け
西湖へ辿り着きました
西湖から観る富士山も雰囲気が変わって良い感じ
西湖の西の端っこの方に何やら茅葺屋根の家群があるのを見掛けたので立ち寄ってみます
「西湖いやしの里根場」
こんな所にこんな家群があるとは全く知りませんでしたが、１９６６年（昭和４１年）台風による土石流により崩壊しかけた根場集落を４０年掛けて復活させ、新たな観光交流拠点として活用されているそうです、
「青木ヶ原樹海」を左手に眺めながら先へと進みます
次に辿り着いたのは“精進湖”
精進湖の湖岸はいかにも「溶岩でせき止めて湖が出来ました」的な感じがして、リアル感があってなかなか良い
そして本栖湖へ
個人的にはここ（本栖湖）から眺める富士山が一番だったように思えます
何せ千円札に刷られてるのも、ここからの富士山だそうだから、綺麗さは折り紙付きですものね
という事で、これで無事に富士五湖全てを廻れたので、国道３００号線の通称“甲州いろは坂”を下って身延町へと向かいます
本格的に下る前に“南アルプス展望台”より南アルプスの山々を眺める
富士山とは違った美しさ雄大さを感じたのだが、写真では全く分からないのがちょっと残念
甲州いろは坂は想像通りの激下り
但し、あちこち改修されているようで、思った程のくねくね感はありませんでした
下り途中で立ち寄ったのが「道の駅 しもべ」
ここで軽くお昼を食べようと思ってましたが、同行しているにもくんが「山梨県まで来てほうとうを食べない手はない！」と美味しそうな天ぷらうどんを拒否られたので、仕方なしに先へと進みます
身延の街まで下りてきて、ほうとうを食べさせてくれるお店を探したが、そもそも食事の出来そうなお店さえ殆ど無い
下部温泉駅近くに一件だけありましたが、営業終了時間ギリギリなのに人が並んでたので、諦めました
そうこうしているうちに身延駅に到着
駅前にある栄昇堂さんにて
みのぶまんじゅうを買って、定番のベンチで食べる
いやぁ、本当に美味しかった～
ここから身延道に沿って南へと下っていきますが、これがもう信じられないぐらいのアップダウンの連続で一気に体力と気力を削がれてしまいました
そしてようやく内船駅に到着です
電車まで結構時間がありましたが、迷うことなくここで輪行して本日の旅は終了
という事で、念願の富士五湖を堪能する事が出来ましたが、最後の最後に痛い目に遭ってしまいました
でもまあ、そういうのも旅のうちだし、そこまでの素晴らしさを思うと、ちょっとしたオチがついたという事で納得です
という感じのGW２日目のサイクリングでした
Ｒｉｄｅ Ｗｉｔｈ ＧＰＳ
