前回からの続きです
未見でしたらご一読を
通常のログと・・・
拡大ログです
前回は観音滝まで来ました
本丸・五ヶ所滝までは残り僅か
ですが地理院地図の五ヶ所滝の滝マークはフェイクです(笑)
今回は案内というのもあって、ほとんどジオグラフィカには頼らずだったので
現地で滝マークの所に滝があったのかどうかは未確認ながら、おそらくなかったような気がします
11:22 名残惜しつつも観音滝を出発
進んでいきます
渓相は相変わらず素晴らしく・・・
遡行が楽しかった
岩場を間を抜けて・・・
渡渉したりなど・・・
遡上していきます
進んで・・・
何やらこの先が行き止まりっぽい
という事は・・・
キターー
五ヶ所滝の最下段(11:40)
勢いよく水が放出されております
縦構図で
滝つぼは深く近づけない
何とか最接近したいと辺りをウロチョロ
すると左岸側の岩場、水場と岩場の間が一人分這って進める感じ
そこを慎重に進んでみると・・・
ぬはははーーー
最接近ーー
豪快な姿をパチリ
こんな感じで近づけました
写っているのはコーイチさんですが
T隊長がパチリ
右岸側の岩場から眺めているとまーちゃんがパチリ
五ヶ所滝・最下段・・・限られた場所での撮影になり、色々な角度からは楽しめないものの
厳しい空間と豊富な水量で圧倒されますね
これは本丸の滝前に期待を抱かずにはいられない
しかしながら・・・
本丸の滝前はこの放出されている水流の上
その為、左岸側から高巻かなくてはなりません
その為、いったん戻って高巻きルートを探します(by コーイチさん)
久々の滝巡りというのもあってマーキングするのを忘れてしまいました
ログ的には不明ですが、左岸側を巻くという事を考えれば
おそらく高巻きルートは見えてくるかと思います
まあまあハードですよ
登ってくる3人をパチリ
そんな光景をしゅうさんがパチリ
そして・・・
ここに残置ロープがあり、それを使って登らなくてはなりません
高さ的には10mはあるかな
そして、見ての通りで楽ではありません
T隊長がルート確認
まーちゃんが登れるかの判断だったのですが、微妙と判断
ここでまーちゃんとT隊長が留守番する事となりました
残念でしたけどね
残った3人でルート・ファインディング
ここより数m先の・・・
こんな所をT隊長から借り受けたロープを持って自分が登っていきました(by コーチさん)
写真の場所より、根っこや凸凹があるんで登りやすいだろうという判断
ま、これは個人の好みもあるかと思います
とは言え、微妙なところなのでマネされる方は自己責任ですよ
登りきると踏み跡のようになっているんですよね
とりあえず樹にロープをくくりつけ、2人を待ちました
登るコーイチさん(by しゅうさん)
ロープがあるとはいえ油断してはなりません
そして、しゅうさんはロープを使わず自力で登ってきました
アクティブですなぁ
こんな感じで踏み跡を進みます
五ヶ所滝の滝前は左岸側を高巻いて沢の上流で渡渉
右岸側を下りて滝前とのT隊長からのご教示
この時、それを知らずにいた自分は沢の上流へ行く手前で
何やら滝音がするなぁと思い、途中で下りていきました
すると・・・
な
な
なんと
五ヶ所滝の上部で水流が垂直にヒョングっておるではないか(13:32)
これには一同、皆大興奮
歓声が沸きました
五ヶ所滝の上部
岩盤の縞模様が良いですね
撮られていました(by しゅうさん)
五ヶ所滝の垂直ヒョングリ・・・ちょっと類を見ないですよね
これには驚きました
それと同時にこの浸食された地形のエグさ
写真にはあまり撮らなかったけど、自然のアートに脱帽です
左岸側をゆるやかに登り、沢を渡渉します
癒しの渓相
ここをいったん登って右岸側から巻き下りるのです
途中で五ヶ所滝を2連投
撮影でなかなか下りられない(笑)
えぐられているのが分かりますか
写真だと伝わりづらいかな
現地だと感嘆ものでした
そして・・・
五ヶ所滝の滝前です
いきなりの3連投
天然のウォータースライダー
これは下部
脇から滴る水~
どのくらいの年月でこの姿になったのか・・・
これまでにも奇妙な滝・地形は見てきましたが、ここも独特で異様
でも、それでいて惹かれてしまう
上部
横構図の方が伝わるかな
スゴイでしょ
動画です
コーイチさんが撮ってくれました
選手交代
2人をパチリ
ちょいと岩場を登った所からパチリ
スマホのパノラマ撮影
通常レンズだと収まらず
五ヶ所滝の滝前の上から下まではこんな感じ
五ヶ所滝・滝前・・・どうですか、スゴク無いですか
この滝の存在を知ってからというもの、間近で見たいなぁと思いつつ念願が叶いました
やはり生で見ると違いますね
自分の写真でどこまで伝わるかは微妙ですが、本当に感動しました
いつもながら、自然が創りだす造形美には驚かされます
この日は水量が多めのような気がするので、タイミング的には良かったのかもしれません
そして、ログの通りなのですが、五ヶ所滝を背にして右斜めの方向に
支流に2つ、滝があるのですよ
どうやら無名滝っぽいのですが
まずは左手に見える無名滝①
近づきます
じゃん
これはまた立派な滝でした
落差は20mはゆうにあると思います
青空と新緑と無名滝
滝つぼ
正面から
無名滝①・・・名前があっても良いような気がしますけどね
真剣には調べていないのですが、台高山脈の滝の本「秘瀑」にも名前がないから
無名滝だと思うんです
優しい流れながら存在感はありました
緑が眩しくて、素敵な滝でしたね
※追記:どうやら柴小屋滝という名前みたい
某サイトに記載されていましたが、そこぐらいなんですよね
名称を載せているの
情報源はどこなのかな
本当は近づきたかったけど、待たせているT隊長とまーちゃんの2人を考えたら
遠目だけで済ませてしまいました
無名滝②・・・この滝も20~30m級の落差だと思います
水量は豊富って訳じゃなさそうだけど、無名滝①と同様に優しい流れの癒し系な滝
より直瀑っぽい姿で、上部は何やらカーブしている姿でしょうか
間近で確認したかったけど仕方がない
残念(14:39)
T隊長のロープを回収
2人は車の方まで戻っているかもね・・・なんて話しながら戻ります
何気に撮った1枚ながら雰囲気が良い
コーイチさんがパチリ
しゅうさんがパチリ
そして、行合廊下を過ぎたあたりで2人と合流出来ました
ラッキー
5人でにぎやかに・・・いや疲労もそこそこあるから、にぎやかではなかったか
でも話しながら戻りましたかね
無事に絵馬小屋登山口を通過
駐車場所に戻ったのが17:13 でした
この日は各々、車で来ていた事もあり、翌日の予定もある事からこちらで解散
いや~お疲れさまでした
自分はと言うと・・・
道の駅・飯高駅にある香肌峡温泉 いいたかの湯でリフレッシュです
実はしゅうさんも来ていたのですが風呂には入らず小休憩するとの事
なので、しゅうさんともここでお別れです
翌日を休みにしたのもあり、かなりゆっくりペースで戻りました
1日だけの滝遠征・・・本音を言えば2日間参加したかったけど
充実した絵馬古屋谷の遡行でした
この地域には、まだまだたくさんの滝があるので生涯をかけて通う事になりそうです
いや~楽しかった
このブログを見て行ったとして事故やトラブル等を起こしても
当方では一切責任を持ちませんので、全て自己責任で行動してください