前回からのつづきです
道の駅・はくしゅうであっきーさんと別れ、自分ととむすとむさんの2人で
次の滝、茅野市の醤油樽の滝へ向かう事にしました
ただ、心配事が少々
すでに時刻は15時過ぎ
ここから醤油樽の滝へは1時間ちょいかかるという事と
北精進ヶ滝の帰り、スマホのバッテリー残量が少なくなってきたので
モバイルバッテリーに繋いでいたのに、充電ケーブルが断線したのか充電せず
自分のスマホのバッテリーが残り数%になっていたのです
もう自分のスマホは役に立たない
ジオグラフィカもグーグルマップも使えない
とむすとむさんにはこの事を伝えて、詳細の場所も自分では分からないし・・・と
幸い、とむすとむさんが地図を持っていたので、後をくっついて行きますと出発しました
車を走らせていくと今度は睡魔が襲ってきました
ほっぺたを叩いたり、腕をつねったりと大変でした
ルート確認で車を止めるとうっつら、うっつらしちゃうし・・・全く役に立ちません
とむすとむさん、すいませんでした
それでも、なんのかんので醤油樽の滝の入口に到着
車は入口のちょい先にある拡幅部に止めました
時刻は16時半にはなっていなかったと思うけど・・・入山するには遅い時間帯
スマホのバッテリーはゼロの為、所持せず
醤油樽の滝までは30分ほどという事なのでリュックは背負わず、三脚をかついで出発です
ちょっと戻って・・・
ここが入口ですね
元写真はブレていたので画像補正しています
自己責任で入らせて頂きました
案内板
進みます
所々、テープがありました
進んで・・・
進んで進んで・・・
進みます
沢の先に小滝があったので、沢へ下りて近づきました
もう1枚
これが一の滝かなと思ったけど・・・違いました
おだやかな沢のようなので、そのまま遡上していきました
先行するとむすとむさん
進みます
お
梯子があるという事は・・・これが一の滝ですね
一の滝
去年の台風で景観が変わったようです
土砂が埋まったみたい
その為、落差も小さくなったとか
それも自然の営みの1つ
ちょっと残念な気持ちもありますが、致し方ないですね
梯子を登り、一の滝を越えていきます
横からパチリ
進みます
この場所の左手の窪みが気になる
全体図はこう
自然のパワーはすごい
ロープで誘導されています
進んで・・・
二の滝 に到着です
スローで
滝つぼも入れてパチリ
二の滝・・・狭まった両壁から流れる姿はなかなかの姿
落差は7mとあまり大きな滝ではないですけどね
自然の厳しさを表現している・・・そんな印象を勝手ながら持ちました
二の滝は左岸側・手前から越えていきます
二の滝の落ち口をパチリ
そして、この先は進めず
なんとなく左岸側を登っていきました
登っていくとむすとむさん
すると・・・
醤油樽の滝(奥側)が見えました
なんとか下りられないか辺りをウロチョロしてみましたが、下りられず
戻ります
で、右岸側からのアプローチかと思っていたら、残置ロープがありました
最初から気付きなさいって
登っている自分(by とむすとむさん)
画像補正してあります
ロープ場を登ったら右手へ
進んでいき・・・
この階段梯子を下りていきます
微妙にゆがんでいますが・・・ま、気にしないこと
そして・・・
醤油樽の滝 です
落差は35m
ギリギリ収まった
なんといっても特徴的なのは・・・
こんな感じで半ドーム的な地形なのです
滝つぼは無いに等しい
分割しまっす
これは素晴らしい
時として自然の造形美には驚かされます
スローで
オレと滝
左岸寄りから
撮られてました(by とむすとむさん)
見上げて
見上げて Part2
醤油樽の滝・・・落差もさることながら、この地形から流れる姿は秘境感たっぷり
やはり、右岸側岩壁からの眺めは格別です
かねてから行きたいと思っていながら、去年の台風で道中の道がだいぶ崩れた・・・
なんて情報もあり、ようやく行けた訳ですが、素晴らしい滝姿に感動です
もっと早い時間にゆっくり眺めたかった
自分の悪いクセで撮影を粘ってしまった
とむすとむさん、待たせてしまってごめんなさい
時刻も17時をとうに過ぎ、早く戻らねば
下りというのもあって、行きより早いペースで戻っていきました
二の滝を過ぎ、一の滝の梯子を渡り、沢を下っていく
倒木をまたぎ、流木をかわし・・・
ん
ちょっと待って
・・・行きの沢で、こんな倒木や流木があったか
撮った写真をさかのぼり、見てみると穏やかな沢の風景だ
とむすとむさんを呼びとめ、ルートが違うのではと見せてみる
確かに、違いますねと、とむすとむさん
確か、この写真の小滝の40~50m位手前から沢に入ったはず
なので、いったんこの小滝まで戻りました
そして、先にばらしちゃいますが、帰り道が分からず、かなりのピンチに陥りました
自分のスマホが使えれば、ジオグラフィカで多少のずれはあっても足跡を辿って戻れるのに
スマホが使えない時に限って、こんな事になるとは・・・
結局、辿るルートが見つからず、辺りは完全に暗くなり、かなりやばい状況でした
自分はリュックを背負わずきたので、ライトもなければで、まったく役に立ちません
明かりはとむすとむさんが持っていたライトのみ
自分は、この先、手当たり次第に突っ込んでも偶然に帰り道が見つかるとは思えず
万が一、そこで迷ったり、ケガでもして身動き取れなくなったら、それこそ一大事だと思い
開き直って、もうビバークするしかないなと思いました
体力の消耗を避け、明日、明るくなったら戻ろうと
真っ暗になり、休憩を入れた際にとむすとむさんに
「もうちょっと探してみて、ルートが見つからなかったらビバークしかないよね」と提案
すると、とむすとむさんが自分のスマホで撮った案内図を見て
「沢を下っていくと林道にぶつかっているから、沢をずっと下っていけば戻れるのでは」と
2人して案内図を見てみると・・・
これは自分が撮った案内図ですが・・・
はは~ん
確かに沢と林道がぶつかっている
赤丸で囲ったところですね
ならば、沢を下ってみるかとなりました
それでも懸念はありましたけどね
暗がりの沢下りなんて、出来ればやりたくないし、
また穏やかな沢ならいいけど、小滝や滝があって巻き下りる・・・なんてあったら危険極まりない
そんな沢であってくれるなと願いながら、再出発しました
当然、進むペースもゆっくり
距離的にはさほどでもないから1時間ほど進んでみて、林道にぶつからなければ
別の案(もうビバークするしかない)をマジで考えないと
で、再出発から30分弱ですかね
前
方
に
明
か
り
が
「おぉ~、車かな。ライトだよね。あそこまでいけば林道だよ~」と
2人して安堵
近づいてみたら分かりましたが、2人が見た明かりは車のライトではなく
林道の橋にあった反射板がとむすとむさんのライトに反射したものでした
幸いにも、ここまでの沢下りで小滝等も無く、なんとか無事に進めました
目視でも橋が確認でき、左岸側から斜面を登って林道に復帰
よかった~と胸を撫で下ろしました
そこから林道を10~15分位だったかな、歩いて駐車場所へ戻れました
ふぅ~
結局、迷いはじめてから近場をぐるぐると2時間ほど、さまよっていた事になります
いや~、とむすとむさん、お疲れ様でした
とむすとむさんのブログ 滝山歌好き☆彡とむすとむのブログ
今回の滝巡り、色々と反省すべきところがありました
思い返せば、些細なことがいくつも重なり、自分のスマホが使えない
入山時間が遅すぎる、などと滝巡りを続けるべきではない事柄がありました
同行者がいる、という事だけで油断と言うか慢心と言うか・・・心のどこかであったんでしょう
プラス撮影等で粘るという自分の悪いクセもあるので
帰路への時間を考えて、時間帯には気をつけなければなりませんね
そんな中でも、単独ではないという事もあったのでしょうが
迷っている道中は意外にも冷静で、こうしよう、ああしようと
悔いやグチよりも、次に何をすれば最善かを考えることが出来ました
まぁ、開き直っていたというのもありますが
とはいえ、もう2度とこんな目にはあいたくありません
とりあえず、スマホの充電ケーブルは3本セットのものを早速、購入しました
このブログを見て行ったとして事故やトラブル等を起こしても
当方では一切責任を持ちませんので、全て自己責任で行動してください
FUNKY CREW(ファンキークルー) スパイクシューズ AR-380 L
3,760円
Amazon |