この一週間
すごく、保護活動にかかわるにあたって
考えさせられました
ちび天の保護活動は
できるだけ地元の保健所に保護された子を
助けようとしているのですが
その助ける時も
その子の性格や、譲渡向きかどうか
病気があるかどうか
保健所の職員の方が意見書を書き
それを見て、
私たちも助けるかどうか考えるのです
保護される子を全員、助けたいのですが
うちのキャパもあり
そして、病気の医療費がかかる子を
1匹助けるなら
元気な子を、2匹という考えもあります
なので、命の選択をするすごく
悩まされるのが保護活動の現状です
そんな中、先週火曜日に
殺処分される予定だったこの子
首輪をしていたので
元の飼い主さんに戻れば・・・
と、期待も込めて
SNSで皆さんが拡散くださるので
元の飼い主さんが見つかることも
あるので
今まで、元の飼い主さんが
その日に助けるように決断したんですが
助けるにあたって保健所の担当の人とも
話して、攻撃的な部分もあるけど
可愛い部分もあると聞いて助けたので
ちび天にきて、すぐは
すごく穏やかだったのですが
しかし何かがきっかけで
すごく攻撃的な部分が強く出てきて
もー
私たちのキャパや経験では飼育できるような
ワンちゃんではなく
どうしていいかわからず
保健所や日頃お世話になっている動物病院に
相談したんです
すると、保健所も病院も
かわいそうだけど、人間に危害を与える犬は
安楽死に・・・との答え
そうなんです
例えて言うなら
芸をする猿は、大事にされますが
野猿で人を襲うような
猿は殺されるような感じで
私たちが考えたのは
このワンちゃんを飼育するにあたり
私たちは、警戒して飼育しますが
もし、この犬の隠れた激しさを知らない
人が頭をなぜようと手をだして
かまれたら
散歩中に、子供を見て
この子が凶変して襲ったら・・・・
と、第3者の方に被害が及ぶことで
色々な事を考え
涙ながらに、この子の「安楽死」を
選ぼうとしたのですが
最後に最近、知り合った動物病院の先生に
相談したら
安楽死を選んだことに
すごく激怒され
わざわざ、宮若まで夜遅くに
その犬を見に来てくれて
そこで、深夜まで話し
その先生が言った１言
「人間に威嚇するから殺すっておかしいでしょ」
「この犬くらいを面倒みきれないのに保護活動するなんて・・・」
などなど、
本当に反省、反省をする言葉をいただき
自分たちが甘い考えで
安易に保護活動をしていることを
すごく反省したのです
でも、すごく吠えるので
怖くて、散歩に連れていくこともできず
「そんな飼育じゃ、犬の生き殺しなので
このまま、安楽死の方がいいのではとも考えます」
と、言うと
「死ぬよりは、餌と水が飲めるだけでいいです
」
「なにも努力しないで、安楽死を選ぶなんて
」
と、怒られ
誤解がないように書きますが
私たちはこの子を助けたいのです
でも、激しく吠えるので
近づくことが怖くて
保健所の方や私たちの保護活動を
日頃、見てくださっている病院の先生は
「咬傷事故」を心配して下さっての
安楽死の決断
その、気持ちもすごくわかるのです
もし、この子が何らかの理由で
逃げた場合の口傷事故も考えての
「ちび天」では安楽死の決断
しかし、そんな中、その先生からの説教や言葉で
この子の安楽死じゃなく
「去勢手術＋犬歯切除」の
手術をすることにしました
もちろん、その手術は
日頃、お世話になっている病院ではなく
この子を生かす説教をされた
先生に託して
そして、手術は無事に終わり
そのことについては感謝なのですが
その病院での悪印象な対応と
結果、高額な医療費を支払い
動物病院は保険がきかないので
高いのは承知しています
高いなりにも
今までお世話になっていた病院は
保護活動を支援していただくお気持ちが
伝わる会計金額
先生たちも仕事として、診療をされているので
保護活動ということで
配慮していただくので
逆に、申し訳なくって、
あまりお世話になるのもと
思うくらいで
病気の子は
かわいそうだけど、助けれない・・・・
と、こちらが遠慮するくらい
そんないい環境で保護活動をしていたので
このワンちゃんの「犬歯切除と去勢手術」の
会計を見たとき、悲しくなり・・・・
誤解がないように書きますが先生からは
ちゃんと
その犬に対しての接し方などは
ご指導いただきました
ただ、それが吠えられるので
怖くてできないから
悩んでて・・・
そんなに、この子の安楽死に怒り
そして私たちに指導されるのなら
先生がこの子を飼ってくれたらと
勝手な言い分、思うくらいです
先生たちも商売なので
高額な診療代はまだ、いいのですが
その後、その先生から
「様子はどうですか？？」
などの、犬の様子を気遣う連絡もなく
そこが、一番悲しく
結局、この犬を助けようと純粋に
私たちの至らなさを、
説教されたと思った先生は
商売目的だったんだ
と、何年かぶりに人間不信になりました
動物を譲渡する場合
その動物にかかった病院代や検査代、ワクチン代など
里親さんになっていただいた方に
負担してもらうことが多いのですが
このような雑種の犬に
高額な治療費を負担してまで
里親さんになっていただける方は
なかなか、おられないと思うのです
なので、この子は
ちび天で生涯、面倒を見ても
いいのですが
ちび天もキャパがあり
この子が「ちび天」いると
殺処分になる他の子を
助けることができないので
できれば、この子は嫁がせたいと願います
なので、その願う里親さんの負担を軽くしたく
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トクヒ）チイサナテンシクラブ
こんな文章を書いていると
この子は、なにも
悪くないのに・・・と、つらくなるのです