もう、6年ぐらい前
ある施設の設計の依頼があり
今だったら
もう少し要領よくできたと思うのですが
当時は、まだ経験も少なく
ただ、ただ、一生懸命で
その設計の仕事は
別の設計士さんと競合で
どちらが設計の仕事を取れるか
入札のようになって
結果、私は負けたのですが
納得いかないのは
私のデザインした図面を
もう1人の設計士さんが仕事をするようになり
簡単に言うと私のアイデアだけを
無料で取られて仕事はもらえなかった訳ですが・・・(涙)
その時に建築主さんから
言われた言葉が
「もう一人の設計士さんの方が良い車に乗っているから」
と、本当に信じられない言葉
その時、私はホンダの乗用車に乗っていて
設計のデザイン性で負けたのだったら
悔しくもないのですが
結果、私がデザインした建物が建ち
車のせいで設計の仕事ももらえず
1円も報酬はもらえず
騙された感、満載
そんな、とても悔しい思いをして
その後
ミニクーパーに車を買い替えたのが
5年前
新車で買える余裕もなかったので
中古での購入でしたが
当時の私ではかなりの勇気で
そして、1か月後
8月19日にこんな犬を拾い
19日に拾ったので
「一休」と名付けたら、まさかの女の子
その拾った頃のブログはコチラ↓↓
https://ameblo.jp/sai-s-planning/day-20130823.html
https://ameblo.jp/sai-s-planning/day-20130828.html
https://ameblo.jp/sai-s-planning/day-20130830.html
https://ameblo.jp/sai-s-planning/day-20130904.html
https://ameblo.jp/sai-s-planning/day-20130904.html
改めて今、読み返してみると
この犬を飼うために家出までして
「一休」はお腹に無数の帝王切開の後が有り
憶測ですがどうやら
ブリーダーさんが子供を産めなくなった犬を
捨てたらしく
それを運よく私が拾ったようで
なので、拾った当初は犬の「一休」は
人間におびえ
小さなゲージの中で買われていたようで
散歩もできず
旦那さんも買うのを否定して
飼いだす当時は本当に大変でした
その「一休」が我が家では
面倒を見て行くうちに
かけがえのない愛犬になり
でも、「おばあちゃん犬」で
たくさん子供を産んだせいなのか
子宮ははれていて段々
ヘルニアで
こんなにお腹にコブができ
いつ天国に行っても
おかしくないよな~
とは、覚悟していました
話は戻って
見栄を張る為のミニクーパーを
買った時から古い車だったので
今年の3月に来る車検で
買い替える予定でした
そしたら、この車を買ってすぐに
愛犬の「一休」を拾い
いつも車の助手席にいたので
車検が来るときに
買い替えるか
車検を出すかかなり悩みました
車を買い替えて
その後に、「一休」が天国に行ったら
その思い出を引きずったまま
何年間は買い替えた車に
乗らないといけないので
私が出した決断は
車検代がいくらかかっても
今回は車検を出して
愛犬「一休」が天国に行ったら
そく、車を買い替える
でした
そして、車の車検の見積もり
外車で古くなていた車
車検に20万ぐらいかかるだろうな~
と、当初から覚悟はしていたのですが
その車検の見積もり金額を聞いた時
耳を疑ったくらい
まさかの35万
一瞬、倒れそうになり
車を買い替えようかと思いましたが
新しい車になって
「一休」が天国に行き
その後、何年もその車に乗るのは
やっぱり辛すぎる。。。
お金ではないのです
しぶしぶ、車検を出すことを決意
だって、その時「一休」は
普通に元気だったのです
そして、車検の予約をしてしばらくして
「一休」体調を崩し・・・
3kgあった体重が20日ぐらいの間に2kgに
これって割合で言ったら
55kgの私が35kgになるぐらいの
激やせ
毎日、病院通いだったのですが
「一休」は意外と元気で
そんな中、車を車検に出し
車検が終わり
「一休」と一緒に車を取りに行って
その時もディーラーで
笑い話のように
「この犬が死んだら車買い替えますね」
っと、いいながら帰り
その帰り道
あら??
車がチョッと変
帰宅する車の見たこともないランプが
点灯していて
けっきょくもう一度、車を3日間
修理に出すことになりました
そして、やっと長い車検が終わって
戻ってくるその日の朝
まさかの「一休」は朝、ベットで
寝たまま天国に行ったのでした
「一休」は本当にベットが大好きで
以前から、いつも
「一休」が天国に行くときは
ベットで寝てながらそのまま。。。
と、願っていたのですが
突然に、天国にいかれると
どうしていいか
私が気が付いたのは
たぶん、亡くなって2,3分後
急に目が覚めて一休を見ると動かず
でもまだ、暖かく、身体も柔らかく
47歳になっても私、
人間でも生き物でも
命を引き取る瞬間を見たことがなく
今回も命を引き取るところを見てはないものの
死んだばかりの死体をみるなんて初体験
そんな時に限って
私も早朝から仕事が早朝から入っており
旦那さんもおらず
とにかく、朝の準備と
天国に行った「一休」の世話で
悲しむ暇もなかったのです
そうなんです
自分にとっては
死ぬほど辛い事があっても
他人には関係のない事で
この仕事をしていて良かったな~
と、思う事は
責任感のない業者さんや関係者が
自分の都合で、
仕方のない事ですが
病気でも、怪我でも
仕事を急にキャンセルしたり
ドタキャンですっぽかしたりすることは
キャンセルされる側の人間は
本当に困る事で
それを、幾度となく、何度も、何度も
大なり小なり
ドタキャンさせられる側を体験させられるので
そこを、自分の都合で
予定を変えることが
どれだけ他人に迷惑をかけるか
痛感しており
犬が死んだくらいでは
仕事はすっぽかされません
おかげで、予定している仕事だけは
と、変な責任感が働き
一休が天国にいった日は
普通に過ごせたのでした
過ごせた???
とにかく、過ごした
とった方がいいかも
その日の夕方に皮肉なように
35万の車検代がかかった
ミニクーパーが元気に帰って来て
でも、「一休」は天国に行き
もー!!なんだかな~
その後、「一休」を
埋葬するか、火葬するか、剥製にするか
夫婦で話し合いが
徹夜で行われたのです
徹夜+多少なりとも泣くので
おかげで、遠賀川フェスの日は
顔がボロボロの状態の1日
結局、どうしたかは
今日は長くなったので
金曜日に書きますね
「一休」にお香典やお悔やみ、
ありがとうございました
私にとっては、
かなりの事が起こったのですが
まさか、犬が天国に行ったくらいで
周囲の方々がここまで
お気遣いいただくなんて
本当にビックリしました
本当に、その言葉が
とても嬉しく、心に沁みているところです
元々、あきらめも早く
愛情や感情が薄い方なので
自分が覚悟していたより
「ペットロス」はなく
普段は全然、大丈夫なのですが
本当に何でもない時に
自分でもビックリするくらい
急にボタボタボターと
まるで鼻血が出るように
私の意思に反して
涙がこぼれると言う
初めての経験をしており
これって何なんだろう???
と、困惑しています
やっぱりこれが「ペットロス」かな~