憲法大集会2024 | 労働組合ってなにするところ?

労働組合ってなにするところ?

2008年3月から2011年3月まで、労働組合専従として活動しました。
現在は現場に戻って医療労働者の端くれとして働きつつ、労働組合の活動も行なっています。

あまり知られていない労働組合の真の姿(!?)を伝えていきたいと思います。

2024年は、再生の年です。

不正にまみれた政治を刷新し、コロナ禍で疲弊した医療・介護現場を立て直し、社会保障削減や負担増を撤回させ、防衛費倍増ではなく国民生活を豊かにするために税金を使わせ、憲法改悪を阻止し、安心して働き続けられる職場をつくるため、行動し、声を上げることを提起します。そして、戦争・紛争が一日も早く終結し、避難している人々の生活が立て直されることを願います。

そして、能登半島大地震で被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、一日も早く生活が立て直されるよう祈ります。

 

 

5月3日、憲法大集会2024に参加してきました。

以下、その概要をまとめます。

 

まず、集会開始前の1時間くらい、会場入り口にて看護学生のための高等教育無償化を求める署名と、診療報酬改定ですべての看護職員の賃上げを求める署名の呼びかけを行ないました。前者が15筆、後者が10筆くらい集まりました。

 

オープニング企画は沖縄音楽の古謝美佐子さんの歌でした。

トークの方がよく聞こえなくて曲名がわからなかったのですが、最後の「童神」は聴き取れました。合唱団と一緒に歌う演出でした。

 

開会の主催者あいさつは、総がかり行動実行委員会の小田川義和さんが行ないました。

小田川さんは、お集まりのお礼を述べ、意見の違いや過去のいきさつを乗り越えた結果、戦争させない、9条壊すなの一点で結集した憲法大集会は10回目を迎えたと述べました。2015年5月3日、戦争法制定に反対する集会として始まりましたが、戦争法は成立してしまい、海外への武力行使が可能となってしまいました。そして、2022年には安保3文書が閣議決定され、43兆円の大軍拡を行なうことが決められ、武器輸出が解禁され、現在の通常国会では経済安保法制が審議されています。4月の日米首脳会談では、自衛隊を米軍の指揮下におき、世界中の紛争に関与することが合意されてしまいました。

この9年間、力を寄せ合ってきましたが、崖っぷちの状況になっていると指摘しました。そして、運動を再び大きくしようと呼びかけました。

国際秩序が揺らぎ、多数の市民が犠牲になっており、市民の連帯が必要だと述べました。

岸田首相はウクライナ戦争などによって大軍拡を正当化していますが、国連は人質解放の決議をあげており、台湾では民進党が過半数割れし、韓国でも尹政権が敗北したと述べました。自民党も衆院補選で3議席を失い、出口調査では自民党政治への怒りが明らかになったと指摘しました。

憲法をいかす政治へ、市民と野党の共闘を進め、総がかり行動は「自END」、自民党政治を終わらせることを呼びかけていると述べました。政治を主権者の力で変えることを訴えました。

 

メインスピーチは、お二人の方が行ないました。

お一人目は、伊藤塾塾長の伊藤真弁護士でした。伊藤さんは、意見の違いを超えて、憲法のために集まったのは素晴らしいことだと述べました。そして、衆議院補選での有権者の良識に感謝すると述べました。

伊藤さんは2017年にもこの場であいさつしたそうですが、その頃と変わったこともあるが憲法への愛は変わらないと述べました。そして、時代に合わせて変えていかなければならないことと、変えてはいけないことがあると述べました。

当時、安倍元首相が変えようとしていたのが、憲法を改正して自衛隊を明記することでしたが、そのために800億円も使うことは許せず、国民は絶対に求めていないと指摘しました。

国民は、自分らしく、人間らしく生きる生活を求めており、憲法をいかす政治が求められていると述べました。

変えなければいけないこととして、改憲手続きの法律をあげました。広告の制限など、より公正なものにしなければならないと述べました。

もっとも大事な価値は個人の尊重であり、同性婚や選択的夫婦別姓を可能とすることは、法律を変えればできると述べました。

大日本帝国憲法下では、77年間、天皇のための戦争を行なうため、軍隊、宗教、天皇制が一体となって戦争へ進んだと指摘しました。77年前、戦争ができない憲法がつくられ、新しい国へと変えてきました。それから77年間、日本は戦争で人を殺すことなく、国民を犠牲にすることもなくここまで来たと述べました。その裏で、沖縄を犠牲としてきたことは正さなければならないと述べました。

しかし、戦争の準備が押し進められており、自衛隊が戦争ができる軍隊に変えられようとしていると指摘しました。

岸田首相は自衛隊が米軍の指揮下に入ることを認め、殺傷能力のある武器の輸出まで可能としようとしており、憲法無視の政治を行なっていると指摘しました。

しかし、私たちには憲法があり、このように好きなように発言してもつかまらない表現の自由、こうして集まることができる集会の自由、そして選挙権があると述べました。私たちは憲法の力をいかさなければならないと述べました。

しかし、選挙制度のためにその力が十分に発揮できておらず、選挙制度の改善が必要だと指摘しました。

憲法の目的は、自由をもたらすこと、二度と戦争とさせないことであり、それは未来の世代のためだと述べました。

憲法に守られてきた私たちは憲法を守る責任を果たさなければならず、戦争する国に戻ってはならないと述べました。

武力で平和はつくれないことは明らかであり、憲法をいかす政治を取り戻すために頑張りましょうと呼びかけました。

 

メインスピーチのお二人目は、新外交イニシアティブ代表の猿田佐世弁護士でした。

猿田さんは、これだけたくさんの人が集まっているのを見るのは爽快だと述べました。

岸田首相は日米首脳会談で「グローバルなパートナーになる」と述べ、地球の裏側まで連携を広げるとし、敵基地攻撃能力を持ったことをアピールし、アメリカの世界への介入に日本もともにいると約束したそうです。

皆さんは日本は平和国家だと思っているだろうが、既に日本は名実ともに軍事大国となっていると指摘しました。

「抑止力」が軍事力強化の理由となってきたが、本当かと問いかけました。

たとえば、中国が尖閣諸島を占領したというウソのニュースが流されるなど、ちょっとした誤解から、あっという間に大戦争へつながってしまうことがあり得ると述べました。

私たちが何より必要としているのは外交だと指摘しました。

「外交で問題を解決していく」、「外交で緊張を緩和する」とは何か、思いつくかと問いかけました。

この4月、猿田さんはアメリカ国防省の招きで、アメリカ、韓国の政府との対話を行なったそうです。

去年の8月、キャンプデイビットサミットで、日米韓の軍事連携で中国、北朝鮮の脅威に対抗することが決められました。そして、日米韓の連携のために様々なことが行なわれているそうです。

アメリカ政府との対話で何を学んだかというと、アメリカの前のめりの外交だと述べました。外務大臣、経産大臣も関わり、サイバー攻撃、女性の地位向上、ガン撲滅など、ありとあらゆることについて3ヵ国が連携するとしているそうです。

本気の外交とはここまでやる、全ての省庁が連携し、若者も女性も集めるのだと学んだと述べました。

外交は、隅から隅まで各国が連携することであり、顔の見える関係を築く、政府の真摯さが必要だと述べました。

そして、来年の今日までの宿題として、来年の集会には20から30代の方を連れてきてくださいと呼びかけました。

そして、この素晴らしい憲法を守り、平和国家日本である続けるために、また1年頑張りましょうと呼びかけました。

 

続いて、国会議員からの連帯あいさつが行なわれました。

立憲民主党からは、逢坂誠二衆議院議員があいさつしました。

まず、衆院補欠選挙でのご支援で仲間が当選できたことに感謝すると述べました。

憲法審査会については、裏金議員が憲法改正の議論をする正当性があるのかと問いかけ、憲法に縛られる側の人間が改憲を叫ぶのはおかしいと指摘しました。そして、衆議院議員の任期延長の議論をしているが、参議院の緊急集会があり、その役割を拡充する議論をすべきであり、何から何まで順番が違うと述べました。

国会での嘘の答弁が当たり前になり、しかも、公文書の改ざんや破棄が行なわれており、そうしたことをさせないために憲法が重要だと述べました。

立憲主義の観点から、未来志向の憲法論議を行なうと述べました。

 

日本共産党からは、田村智子委員長があいさつしました。

田村さんは戦争する国づくりを何としても止めようと呼びかけました。

自民党が憲法9条があるからできないと言っていたことをやろうとしていると指摘しました。

4月の日米首脳会談で、岸田首相は日米の「ハイグレードな連携」を約束してきてしまいましたが、アメリカのミサイル戦略IAMDの基本方針に書かれている「シームレスな統合」とは、「同盟国軍を米軍の指揮下におく」、「同盟国の主権を一部切り離させる」ことだと述べました。

この文書を国会で示すと、岸田首相は何の根拠も示さずに「そのようなことにはならない」と言いましたが、アメリカに抗議するのが筋だと指摘しました。

武力で平和は守れず、憲法9条を貫き、ASEANと連携し、シームレスな対話を重ねるべきだと述べました。

改憲を叫んでいる勢力ほど、古い政治にしがみついていると指摘しました。

札幌高裁で同性婚を認めないのは違憲だとの判決が出されました。憲法をいかす政治こそ目指す道だと述べました。

 

れいわ新選組からは、櫛渕万里共同代表があいさつしました。

憲法を守り、いかす取り組みへの尽力に感謝すると述べました。

上川外務大臣は、「孤独感や犠牲にアメリカだけが縛られることはない」と述べたそうですが、グローバルパートナーになるとは米軍の二軍になることだと指摘しました。

しかし、日本は全ての戦争を否定しており、アメリカと一緒に行動することはできないと述べました。

ピースボートでの活動をしてきて、9条が重石になっていると感じたと述べました。

憲法前文には「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」と書かれており、唯一の戦争被爆国として、緊張緩和の取り組みをすべきだと指摘しました。

能登半島地震のために、今も多くの人が避難しており、トイレも復旧していないところがたくさんあり、どこが「健康で文化的な最低限度の生活」なのかと指摘しました。

この30年間、経済が落ち込んでいるのに消費税減税すらしていないと指摘しました。

そんな政府は退陣させ、あなたを守る政治に変えようと述べました。

 

社会民主党からは、福島瑞穂党首があいさつしました。

福島さんは、今、憲法、平和、人権の危機であり、一緒に乗り越えていきましょうと呼びかけました。

自民党は憲法破壊を繰り返してきました、中国を仮想敵としてミサイル配備を進め、湯布院では長距離ミサイルが配備されているそうです。

日本が攻撃されていないのに敵基地攻撃を行なえば先制攻撃とみなされ、日本全土が戦火に見まわれると指摘し、絶対に戦争をさせてはならないと述べました。

軍事費を5年間で43兆円に拡大し、軍需産業を国営化することを可能とし、日本製の武器が外国の子どもを殺すことになるのは許せないと述べました。死の商人国家に、日本は絶対になってはならず、そのために力を合わせましょうと呼びかけました。

戦争する国になろうとし、緊張を高めれば戦争にいつかなる、それを止めたいと述べました。

法律を破る人たちに改憲する資格はなく、戦争したがる国会議員は退場させようと述べました。

ドラマ「虎に翼」で、憲法14条によって民法が改正されたことが取り上げられたそうです。

札幌高裁は、同性婚を認める判決を出しました。

憲法改正ではなく、憲法をいかすことを一緒にやっていきましょうと呼びかけました。

 

沖縄の風からはメッセージが届いていることが報告されました。

続いて、プラカードアピールとカンパの呼びかけが行なわれました。

 

次に、市民連合からの連帯あいさつを、長尾詩子さんが行ないました。

長尾さんは、4月28日の衆院補欠選挙の結果を心から喜びたいと述べました。そして、候補者調整、献身的な頑張りに感謝すると述べました。

ここには「フェミブリッチ」の仲間が来ていますが、「フェミブリッチ」とは女性たちの架け橋という意味だそうです。分断されている女性たちが手を結びあい、政治を変えようと立ち上がったと述べました。全国27カ所で街頭アピールを行ない、自分らしく生きられる社会の実現を呼びかけたそうです。

ドラマ「虎に翼」で、憲法14条に主人公が涙しましたが、それを見て我が身を振り返って涙する女性たちがいると述べました。

「ジェンダー平等を今すぐに」が合言葉であり、家父長制をなくさなければならないと述べました。女性は「産む機械」とされ、戦争が行なわれたと指摘しました。

今もジェンダーは不平等のままであり、憲法9条は形骸化し、戦争への道へ進もうとしていると指摘し、戦争は嫌ですと述べました。

自分のくらしも誰かのくらしも壊されたくない、誰の子どもも殺させない、戦争は何としても止めなければならないと述べました。

総選挙では私たちの声を届ける代表を一人でも多く国会へ送ろうと呼びかけました。

東京15区では市民がマイクを握り、市民と野党の共闘こそが新しい政治を開くと述べました。

これから、沖縄県議会占拠、東京都知事選挙もあります。

憲法の前文に「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」、「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」とあるように、この理念にそって、この理念を実現する社会をつくりあげていくと述べました。

 

続いて、リレートークが行なわれました。

福島原告団の武藤類子団長は、今年1月の能登半島地震で、東日本大震災がよみがえったと述べました。志賀原発が止まっていてよかったですが、しかし、原子力規制委員会は「見直しはしない」と言い、原発再稼働が進められていることに恐怖すると述べました。戦争による原発攻撃の恐れも指摘しました。私たちがすべきことは原発を止めることであり、福島では13年たっても未だに自宅に帰れない人がいると述べました。被害者が望む復興とのかい離などの問題も指摘しました。昨年8月からALPS処理水の海洋投棄が開始され、海への環境破壊が行なわれていると述べました。「風評加害者」というレッテルはりがされていると指摘しました。ぜひ裁判への支援をと呼びかけました。東電刑事裁判では、東電と最高裁との癒着が疑われているそうです。6月の共同行動への協力も呼びかけました。国の危うい状況を変えていくには、一つ一つの行動が大事であり、あきらめずに歩いて行きましょうと呼びかけました。

移住者と連帯する全国ネットワークの山岸素子事務局長は、2023年から2024年にかけて入管法改悪NOの訴えを行なってきたと述べました。昨年6月、入管法改悪が強行成立され、今年6月に施行されたことにより、強制送還の恐れがあると述べました。反対の声を上げ続けますと宣言しました。今年の国会では、再び入管法改正提案がされていますが、外国人労働者の受け入れ制度の改善のためとしながら、看板の架け替えに過ぎないことが明らかになったそうです。新制度は労働者の基本的自由に配慮した制度にすべきだと述べました。問題は、永住許可制度の改悪であり、軽微な法律違反で永住許可が取り消される制度が導入されようとしているそうです。90万人の永住者を含むすべての外国籍の人への差別につながると指摘しました。すべての人の人権が守られる社会とするとために、署名への協力や、国会前の行動で一緒に声を上げてくださいと呼びかけました。そして、戦争と差別、排外主義はともにやってくるものであり、排外主義を許さず、平和と共同を実現しようと呼びかけました。

辺野古に基地をつくらせないオール沖縄会議の高里鈴代共同代表は、4月28日は72年前、1952年にサンフランシスコ講和条約が締結された日であり、沖縄、奄美大島がアメリカの支配下へいられた「屈辱の日」だと述べました。1972年に沖縄は日本へ復帰しましたが、その際、米軍基地の57%が沖縄にあり、現在では米軍基地の70%が沖縄に集中しているそうです。さらに、返還後は自衛隊の基地にされているそうです。復帰して憲法の下に戻ったはずが、沖縄は憲法に守られているのかと問いかけました。最高裁は辺野古新基地建設許可の代執行を認めましたが、47都道府県の中で国が代執行をしたのは沖縄県だけだそうです。2014年から過去3回の知事選、県民投票で、辺野古新基地建設反対の声が示されてきましたが、ずっと工事が強行されていると指摘しました。軟弱地盤の問題、活断層の問題もあり、工事を強行すれば12年間で2.5兆円がかかると予想されているそうです。そのような税金の使い方でよいのか考えてほしいと呼びかけました。一昨日も座り込みをしたそうです。代執行以降、座り込みの人たちは機動隊に対して自分の足で歩くのをやめたと伝え、自ら移動はせずに機動隊に勝手に運ばれることで、代執行を認めない意志を示しているそうです。皆さん、ぜひ辺野古へ来てくださいと呼びかけました。

コネクトヒロシマの大内由紀子代表は、10周年の憲法集会に敬意を表すると述べました。核兵器禁止条約発効から3年たち、70ヵ国が批准し、93ヵ国が署名し、着実に増えているそうです。しかし、日本は条約に背を向けていると指摘しました。昨年11月、第2回締約国会議が行なわれました。日本のオブザーバー参加を求める署名を約4万3000筆提出しましたが、日本政府は参加しないと決めたそうです。第2回締約国会議には35ヵ国がオブザーバー参加したのに、なぜ唯一の戦争被爆国である日本が参加できないのかと問いかけました。核兵器禁止条約を、日本政府は核兵器廃絶の出口だと言うが、核兵器廃絶の入り口であり、日本はそこへ核保有国を導くべきだと指摘しました。市民にできることは、核兵器が使われるとどうなるか情報を得ることだと述べました。現在、世界には1万2000発の核弾頭があり、自分たちが核の被害を受けるかもしれないことを想像できれば、核兵器はいらないと思うはずだと述べました。継続して声を上げていきましょうと呼びかけました。

北海道パレスチナ医療奉仕団の猫塚義夫団長は、2010年から医療支援に関与していると述べました。その前年、イスラエルがガザへ空爆を行ない、札幌でのキャンドルデモに参加したそうです。その時、デモだけやっていればいいのかと考え、パレスチナに行こうと奉仕団を結成したそうです。憲法の平和的生存権を核として、人間の尊厳を守るためにあらゆる人たちと連携していると述べました。ハマスによる奇襲は反撃であり、なぜそうしなければならなかったかというと、200万人の人がガザに閉じ込められており、「天井のない監獄」と呼ばれていると指摘しました。そして、今は世界最大の虐殺場になっていると述べました。武器では平和は守れず、イスラエルは世界有数の軍事大国だが、ハマスの奇襲で平和はもろく崩れたと指摘しました。ガザでは4万5000人が亡くなり、10万人近くが怪我をしているそうです。その一人一人に家族、友人がいて、夢も希望もあったと述べました。アメリカは人道主義的なことを言いながらイスラエルに武器を送っていると指摘しました。6月7日に東エルサレム、ヨルダン川西岸へ支援活動に行く予定だそうです。医療、子ども支援活動をし、イスラエルがやっていることを伝えるためだそうです。最後までパレスチナ解放のために頑張ると述べました。

 

次に、行動提起を戦争させない1000人委員会の染裕之さんが行ないました。

第10回憲法大集会の参加は3万2000人となったそうです。昨年は2万5000人だったとのことでした。国会では様々な悪法審議が行なわれており、5月7、9日は経済安保法への抗議行動を行なうと述べました。5月16日は有楽町でウィメンズアクション、5月19日には国会前で19日行動が行なわれるそうです。地方自治法改悪反対などの行動も予定されており、ホームページで確認をと呼びかけました。現実に憲法を合わせるという暴論を許さず、憲法の理念を世界へ広めるために頑張っていきましょうと呼びかけました。

最後に「HEIWAの鐘」の合唱が行なわれ、集会は終了しました。

 

集会後、豊洲駅へのパレードが行なわれました。

今年のシュプレヒコールには「裏金議員は今すぐ辞職」、「岸田首相は責任を取れ」が入っていたのが特徴的でした。

例年マンションから手を振ってくれている方々がいらっしゃいますが、今年は歩道に出て手を振ってくれる方もいらっしゃいました。

 

以上で報告を終わります。