2023年12月23日反貧困ネットワーク埼玉なんでも相談会の振り返り | 労働組合ってなにするところ?

労働組合ってなにするところ?

2008年3月から2011年3月まで、労働組合専従として活動しました。
現在は現場に戻って医療労働者の端くれとして働きつつ、労働組合の活動も行なっています。

あまり知られていない労働組合の真の姿(!?)を伝えていきたいと思います。

2024年は、再生の年です。

不正にまみれた政治を刷新し、コロナ禍で疲弊した医療・介護現場を立て直し、社会保障削減や負担増を撤回させ、防衛費倍増ではなく国民生活を豊かにするために税金を使わせ、憲法改悪を阻止し、安心して働き続けられる職場をつくるため、行動し、声を上げることを提起します。そして、戦争・紛争が一日も早く終結し、避難している人々の生活が立て直されることを願います。

そして、能登半島大地震で被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、一日も早く生活が立て直されるよう祈ります。

 

 

1月25日、反貧困ネットワーク埼玉が中心となって2023年12月23日に行なわれたなんでも相談会の振り返り懇談会に参加しました。

ただ、前のエントリーにもかきましたようにノートを紛失してしまったため、懇談内容の概要をご報告することはかないません。そこで、猪股正弁護士によるなんでも相談会の報告の概要をお伝えしたいと思います。

 

まず、相談会への来場者は150人、電話での対応は41件でした。スタッフ数は117人でした。

相談は体面では67件、電話では41件、計108件でした。他の都道府県からの電話相談は、東京都2件、神奈川県1件、群馬県2件、福島県1件、栃木県1件でした。

会場来場者アンケート150件によると、来場者の居住地は川口市96人、さいたま市14人、蕨市3人、その他は戸田市、草加市、三郷市、足立区、北区でした。ちなみに会場は川口市でした。

今困っていることは、最も多かったのが「物価が上がり生活が苦しい」、二番目に多かったのが「家賃や公共料金の支払いが難しい」、三番目に多かったのが「生活が不安で生きていることが辛く感じる」でした。

希望することは、最も多かったのが「食料提供」で、二番目に多かったのが「生活相談」、三番目に多かったのが「衣類提供」でした。

この相談会をどこで知ったのかは、最も多かったのが「駅前の街頭宣伝」、二番目に多かったのが「その他」、三番目に多かったのが「川口市内の掲示板」でした。実は、川口社会保障推進協議会の皆さんがお住まいの地域の公共掲示板に相談会のお知らせを掲示する活動をしてくださったそうです。

来場者の年齢は、最も多かったのが50代、二番目に多かったのが70代、三番目に多かったのが60代でした。性別は男女同数でした。

就業の状況は、最も多かったのが無職、二番目に多かったのが非正規でした。

相談内容は、最も多かったのが「生活費問題全体」、二番目に多かったのが「その他」、三番目に多かったのが「健康問題」でした。

スタッフの内訳は、最も多かったのが大学生で18人、二番目に多かったのが埼玉民医連で15人、三番目に多かったのが反貧困ネットワーク埼玉とPOSSEで11人ずつでした。

専門のあるスタッフの内訳は、最も多かったのが労働相談員で18人、二番目に多かったのが電話相談員で10人、三番目に多かったのが社会福祉士と弁護士で8人ずつでした。

代表的な相談としては、物価高による生活苦、生活保護申請の水際作戦、無料低額宿泊所の劣悪な環境、低年金、外国人の生活苦、労災やパワハラなどの労働問題、失業、健康問題などの事例が報告されました。

 

次回のなんでも相談会は4月27日の開催だそうです。12月の時点では会場が決まっていなかったのですが、浦和コミュニティセンターの第15集会室(浦和パルコ9階)で行なわれるとのことでした。