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労働組合ってなにするところ?

2008年3月から2011年3月まで、労働組合専従として活動しました。
現在は現場に戻って医療労働者の端くれとして働きつつ、労働組合の活動も行なっています。

あまり知られていない労働組合の真の姿(!?)を伝えていきたいと思います。

シルバー・ライニング様


ナースウェーブ行動でお疲れのところ、コメントしてくださいましてありがとうございました。私も今日は疲れたのでそろそろ寝ようかと思っていましたが、早く感謝の気持ちをお伝えしたくて書いております。


目標管理についてのご意見を寄せてくださいましてありがとうございます。

私達の職場で行われている目標管理は、職員が自分自身で目標を設定することになっており、達成基準も自分で設定します。もちろん、所属する事業所、部門の目標と関連付けることを求められますが、その上位の目標を決める時も職員が議論して決めています。(事業所の規模によっては、事業所の目標を決定するのに職員全員が関われないことはありますが、少なくとも部門の目標が議論を経ないで決められることはないはずです。法人の方針としてそのはずです) 職員が話し合える雰囲気は保たれており、職場によっては全員の個人目標を交流し、アドバイスをし合うという取り組みも行われています。

ですが、やはり忙しい仕事の中で目標を追求することは難しく、ストレスは増していると思いますし、目標面接を多くの部下に対して行わなければならない上司にはかなりの負担が掛かります。

そして、賃金があがりにくい状況をつくり出していることも確かです。私達の給与体系では基本給が3つに分けられており、そのうちの2つが目標の自己評価でAかBの判定になれば1号俸上がります。これはあまり難しいことではありません。しかし、基本給の1つが能力の段階ごとに等級分けされており、その等級をあげるための条件がとても厳しいのです。なので、等級があがらなければ最高号俸にきたところでその基本給は上がらなくなります。

なので、労働組合の課題としては、過度なストレスが職員の健康を害さないようにチェックしていくことと、等級をあげるための条件を普通にがんばればあがるものに変えていくことがあると考えています。


労働組合が職場をよりよくしていく役割を果たせるように、これからも頑張ります。

ありがとうございました。