“古鬱馬介党の武器!!の巻”
第85回もオリジナルストーリー・・・ 賊シリーズです。
蛾蛇虫戦前の修行旅を妄想しており鱒・・・
“伏線の回収”って言葉が蟻鱒が、私のやってるのは言わば“後付け伏線”・・・
納得のいかない理不尽な展開を自分で納得するために何か考えて付け足す・・・
“福神漬け”ならぬ、“伏線漬け”って呼ぶことにし鱒。
皆さんの『納得いかない展開』を募集中!!
美来斗利偉・拉麺男
“中国四十八ケ所巡”の旅を続ける拉麺男。
次の目的地、中森寺に到着して冥天老師に会った拉麺男は驚いた。
冥天老師の頭には、矢が突き刺さっていたのだ・・・
冥天老師 (めいてんろうし)
細胞愚考案?
中森寺の最高権威。
拉麺男に取って置きの秘薬を授ける。
インゲン長老からインスパイヤーで脛・・・
「頭の矢はどうなされたのですか!?」 と拉麺男。
「うむ、“蝦蟇の油”を塗ってあるから大丈夫なのじゃ・・・」 と冥天老師。
厚緑蝦蟇の油 (アツリョクガマのアブラ)
細胞愚考案
茶系の蝦蟇蛙が多い中、珍しい鮮やかな緑色をした厚緑蝦蟇。
その厚緑蝦蟇を妖術で培養し、イボから分泌される脂を精製し塗り薬の油とした秘薬中の秘薬。
油を塗った部分に“時空の裂け目”が発生し、物体をすり抜けさせる。
“ガマの油”とは、江戸時代に傷薬として用いられていた軟膏のことで、後に、筑波山名物としてお土産品として売られるようになったワセリンなどを成分とする商品のことらしいっす・・・
「あれ? 蝦蟇の油って、傷薬じゃなかったけ?」 とシューマイ。
「うむ、コレは時別な秘薬。 武器を貫通させてしまう不思議な油なんじゃ。 そして、訓練すれば、ホレこの通り・・・」
『シュン!!!!』
冥天老師は、頭の矢を飛ばして見せた。
「拉麺男、そなたにコレを分けてしんぜよう・・・ その代わり・・・」
冥天老師は、拉麺男に“厚緑蝦蟇の油”を渡した。
そして、ここ一帯を荒らしまわる賊・古鬱馬介党(フルーツバスケッとう)の討伐をお願いするのだった・・・
古鬱馬介党
林檎男 (リンゴマン)
細胞愚考案
(切断刃) 富山県 木戸浦様考案
古鬱馬介党の頭。
リンゴのマスクをかぶり、“切断刃”と言う名の武器を使う。
ハガキには、「切断刃 せつだんは」、「1まいづつにもでちめいしょうおわせるのを主とした武器。 ヨーヨーをヒントにした。」と書いてるように見え鱒。
’84のイラストグランプリ奨励賞、ゆでたまご、G・馬場、A・猪木サイン入り色紙が賞品のようです。 今となっては貴重な商品で脛。
古鬱馬介党
梨男 (ナシマン)
細胞愚考案
(伸切速) 大阪府 富岡様考案
古鬱馬介党の一員。
梨のマスクをかぶり、“伸切速”と言う名の武器を使う。
努力賞のハガキには、「武器の名前 伸切速 しんせっそく」、「(悪<敵が使う武器)」、「首がわ」、「巨大ゴム」、「使い方 ①まずなげる ②はなす ③すると敵の首はどうとはなれ死ぬ」と書いてるように見え鱒。
「ギロチン、こわいっ!!」と評されてい鱒。
古鬱馬介党
西瓜男 (スイカマン)
細胞愚考案
(命奪縄鏢) 長崎県 堀江様考案
古鬱馬介党の一員。
スイカのマスクをかぶり、“命奪縄鏢”と言う名の武器を使う。
奨励賞のハガキには、「名~命奪縄鏢 メイダツジョウヒョウ」、「相手の心臓にささると、まわりの歯が曲がって、心臓をつかむ」、「曲がる.」、「伸縮可能」と書いてるように見え鱒。
古鬱馬介党
甜瓜男 (メロンマン)
琥細胞愚考案
(サンダートマホーク) 大阪府 沖谷様考案
古鬱馬介党の一員。
メロンのマスクをかぶり、“惨打亜苫砲琥”と言う名の武器を使う。
奨励賞のハガキには、「サンダートマホーク」、「両方ともするどい歯」、「この部分を手でもつ」、「両方ともするどい歯」と書いてるように見え鱒。
斧のことではなく、トマ・ホークなる歯の有る鷹をイメージしているので豹・・・(嘘)
古鬱馬介党
葡萄男 (ブドウマン)
細胞愚考案
(万能武器麺棒) 東京都 岩本様考案
古鬱馬介党の一員。
ブドウのマスクをかぶり、“万能武器麺棒”と言う名の武器を使う。
奨励賞のハガキには、「万能武器」、「麵棒」と書いてるように見え鱒。
拉麺男が描いてあるので、拉麺男用の武器なんで豹が、賊に持たせちゃいました。
古鬱馬介党
鳳梨男 (パイナップルマン)
細胞愚考案
(烈鐘声) 愛知県 飯尾様考案
古鬱馬介党の一員。
パイナップルのマスクをかぶり、“烈鐘声”と言う名の武器を使う。
シューマイ賞のハガキには、「名前 烈鍾声」、「この烈鍾声は例えば下の棒で□の心臓の所をたたくと大きい音が心臓に響き、心臓がくだくだに破壊してしまう。 防ぐことは不可能」、「↑龍」、「↑トラ」、「□の中の名前は、いろいろある。」と書いてるように見え鱒。
「これはすごい!! 飯尾くんのアイディアに、みーんな脱帽!」と評されてい鱒。
『キン肉マンII世』のファイブ・ディザスターズの“伝説破壊鐘”のヒントになった鴨?
古鬱馬介党
苺男 (イチゴマン)
細胞愚考案
(風玉毒針手) 長崎県 井手様考案
古鬱馬介党の一員。
イチゴのマスクをかぶり、“風玉毒針手”と言う名の武器を使う。
シューマイ賞のハガキには、いっぱい説明文が書かれてあるんですが解読できず・・・
唯一読み取れたのが「こうげきのとき」・・・
絵から判断して、投げ付ける攻撃とアイアンクローの様に顔を掴み込む攻撃がある模様。
「こんなのでパンチ受けたら死んじゃう!! 敵に使わせるなヨ」と評されてい鱒。
古鬱馬介党
桃男 (モモマン)
細胞愚考案
(鎖断首剣) 長崎県 松田様考案
古鬱馬介党の一員。
桃のマスクをかぶり、“鎖断首剣”と言う名の武器を使う。
ハガキには、「名(鎖断首剣) くさりだんしゅけん」、「A A B B C D E① E② F」、「E①南斗 E②北斗 (剛剣)」、「想像図↓ (ややこしい)」、「ギャー」、「説明 Aが相手の両手にはまり Bが相手の両足にはまる Cが相手の首にはまると相手の運動機能が止まりうごけなくなる こちらはFの所をもっている ムチのようにしなわせるとEの①(南斗拳)とEの②(北斗拳)がまわりながらDの所までいく Dの所にいったらまわっていた剣が止まって相手の首(又は体)をはねる。」と書いてるように見え鱒。
「さすが拉麺男、巡礼札を持って行くが良い。 “厚緑蝦蟇の油”は、傷に塗れば悪化を押さえ、回復を早める効果もあるのじゃ、使い時を考えて用いるが良い・・・」
拉麺男は、冥天老師の元を旅立つのだった。
すると、倒したハズの桃男が寺の外で土下座をして拉麺男が出てくるのを待っていた。
「どうか、私を御供に加えてください!!」
聞くと、妖術で操られていたが、拉麺男に倒されたことで術が切れたと言う。
少林寺に忍び込んで桃を食べてからは、どんなに傷ついても死ななくなったと言う。
更にあまりに美味しかったため種まで食べたところ、自在に体を変形する能力を身に付けたと言う。 格闘能力はイマイチの為、武器の実験位しか任務が与えられなかったそうだ。
拉麺男は、修行旅だと言って断るのだったが、勝手に付いて行くのだと言う・・・