英文の文書に対して、特定の末尾で終わる単語だけを検索&置換する方法です。
たとえば、米国式の「-er」を英国式の「-re」に置き換えたいとき。
meter → metre、fiber → fibre、theater → theatre などですね。
検索する文字列には半角で「er>」、置換後の文字列に「re」と記述してワイルドカード置換をします。
一括置換が不安であれば、1つずつ確認していけばよいでしょう。
検索する文字列:er>
置換後の文字列:re
> 記号が、単語の末尾を示しています。
ワイルドカードを使うには、検索ダイアログの「オプション」欄で該当項目にチェックを入れるだけ。
※検索するだけのときは、置換後の文字列に何も入力しないでください。
同じ手法を応用すれば、いろいろなことができます。
米国式と英国式だと、「-ize」と「-ise」、「-ense」と「-ence」、「-og」と「-ogue」などがありますね。
他にはたとえば
検索する文字列:ing>
置換後の文字列:ed
とすれば、using→used、playing→playedといった具合に置換できます。
同様、
検索する文字列:ying>
置換後の文字列:ied
studying→studied、applying→appliedなど。
単なる文字の置き換えですので、全部の動詞活用に1回の処理で対応できるわけではないのですが、何パターンか組み合わせれば、不規則動詞以外はすべて対応できます。