サイト指定検索と仮名漢字変換 | 特許翻訳 A to Z

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1992年5月から、フリーランスで特許翻訳者をしています。

特許庁のURLを、翻訳に活用する」の続きです。
Googleでのサイト指定検索では、よく使うパターンを、仮名漢字変換に登録しておくと便利です。

たとえば、米国特許庁のドメイン「uspto.gov」を指定する場合、「site:uspto.gov」と記述しますので、これをまるごと登録します。

【手順】
1.エディタやWordの文書作成画面で、site:uspto.gov と入力する。

2.「site:uspto.gov」の部分をクリップボードにコピーする。


3.仮名漢字変換システムで、単語登録画面を開く。
 下の画像は、ATOKの場合です。あらかじめクリップボードにコピーすると、「単語」欄に該当する文字列が自動入力されます。

4.「読み」の欄に、「ゆーえす」など適当な読みを入れ、OKボタンを押す。
 

 

これだけです。
読みは何でも構いませんが、たとえば「べいこく」を使うと、普通に「米国」と入力したいときに変換候補が増えて不便ですので、覚えやすくて他であまり使用しない文字列がよいでしょう。

欧州特許庁なら「おうしゅう」ではなく「いーぴー」、日本特許庁は「じぇーぴー」、世界知的所有権機関は「わいぽ」という具合です。

なお、単語の登録は、言語バーのアイコンから簡単にできます。

画像の上段がATOK、下段がMicrosoft Office IMEの言語バーです。
○印で示したアイコンが単語登録です。

サイト指定検索の条件だけでなく、使用頻度の高い文字列は何でも登録しておくと便利ですよ。

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