吉田陽 (よしだ はる)


銀時らの恩師、松陽の一人娘


【容姿】

・栗色の髪で肩に垂れる位の長さ

・淡い茶色の瞳

・身長…銀時>小太郎>陽>晋助

・世に言う美少女


【性格】

・男勝りなところがある

・じゃじゃ馬娘


【備考】

・剣の腕は銀時らと互角

・成績優秀

・黙っていれば完璧少女

・作法などが苦手




吉田(天宮)桜 (あまみや さくら)


松陽の妻で陽の母親

『天宮』は旧姓

陽が5つの時に他界


【容姿】

・亜麻色の髪で腰までの長さ

・淡い茶色の瞳

・町一番の美女


【性格】

・優しいが怒ると怖いらしい

・作法に厳しい




つまり・・・・・・・・・・・



陽は松陽先生の一人娘です(*^▽^*)



前半部分は銀時の夢です


「・・・・・き~・・・ぎ・・とき・・・」


蝉の鳴き声と共に、幼い少女の声が響く


「銀時~!」


少女は縁側ですやすやと眠る銀時と呼ばれる少年の肩を揺さぶる

だが銀時は一向に起きる気配はない


そんな様子に愛想を尽かしたのか、少女は腰に手を当てた

そして、


「起きないんだったらおやつあげないんだからね・・・」


ぼそりと呟いた瞬間、銀時はガバリと起き上った


「おやつ?!」


「おはよう、銀時。今日のおやつは父上が貰ってきた金平糖だよ」


「金平糖?! 食う!」


今のご時世にとって、金平糖とは高価なお菓子だ

銀時は死んだ魚のような眼をキラキラと輝かせて跳ね回った


「ほら、小太郎と晋助も待ってるから」


「おぅ!!」


小さなもみじのような手が重なり合った_________













「っ?!」



気が付くと銀時の体には、毛布がかけてある


「おはよう、銀時」


横には長い髪を濡らした陽の姿

頭にタオルをかぶっている


「なんかニヤニヤしてたけど・・・どんな夢見てたの?」


ニコリと笑う陽の後ろに若干黒いオーラが見えた気がした


「あぁ? なんの夢ってそりゃぁ・・・・・・なぁ?」


銀時は少し面白がって意味を含めるような言い方をしながら陽の胸を見つめた

すると陽の黒い笑みは増していき・・・・・



「貧乳で悪かったわねぇ?」


「ま、そーだな・・・って陽ちゃん? え、ちょ、ま、うぎゃぁぁぁぁぁ」





これからちょいちょい過去編入ります






「ただいま~」




午後6時を回った頃、陽は自宅である万事屋に帰宅した

ドアをあけた瞬間、中からダダダッと足音が近づいてきて、何かが陽の胸にとびこんだ


「お帰りネ!! 今日もマヨとかサドに何かされなかったアルカ?」


胸に飛び込んできた何かは万事屋の居候、神楽だった

宇宙最強戦闘種族である夜兎の彼女は食欲旺盛で怪力の持ち主


「た、ただいま…、というか神楽ちゃん、総悟君も土方さんも何もしてないよ…」


「いーや、私、マミーから聞いたヨ。男は私みたいな可愛い子を狙う狼だって!!」


陽の背中に回す手に力を込めながら神楽は叫んだ

すると、ペッタペッタと足音が近づき、神楽の頭を叩く


「少なくともおめーは狙われねぇんだよ怪力娘」


頭を叩いたのはかつて攘夷戦争に参加した英雄、坂田銀時

銀時は陽を神楽から離すと、彼女を抱きしめた


「陽ぅ~、税金泥棒のとこじゃなくても働けんじゃんかよォ~」


「はいはい、我が儘言わないの。土方さん達には良くしてもらってるんだから…」


銀時が駄々っ子のようにすがるが、彼女は慣れたように背中をポンポンと叩いている


「だってよ~…陽をあんな狼の群れの中に入れるなんて耐えられねーよ」


「あははは・・・・」


「いつまで触ってんだヨ、クソ天パ」


「え~? 死ぬまdブベラッッッ」




彼女をさらに強く抱きしめた銀時は次の瞬間神楽によって吹っ飛ばされた


「だ、大丈夫?!」


「だいじょう・・・ぶじゃねぇ・・ッ。あぁ、三途の川が見えてきたぜアハハ・・・」


「ふんっ、私の陽ベタベタ触ってるからネ」


神楽は白目をむいた銀時を無視して陽の手を掴んだ


「陽、お腹空いたヨ」


「フフッ、そうだね」


陽はクスリと笑い、台所へと向かった



・・・・数時間後、神楽が眠りについてから銀時が復活した

だが陽は風呂に入っているらしく、居間は蛻の殻


「ったく、神楽の奴・・・・」


神楽に殴られた頭をさすりながら銀時はため息を吐いた

そしてふと、机の上にある1本布を見つけた


「これ・・・・」


綺麗な緋色をした上等な布はいつも陽が髪を結わえているものだった

それも10年程の年月も・・・・


「まだこんなに綺麗な色してらァ・・」


まるで染めたてのように鮮やかな緋色を見つめながら微笑んだ

その布は昔…まだ銀時達が幼い頃に彼女にあげたものなのだ


「“綺麗な銀色”か・・・・」



心の奥に残る言葉を呟く



なんてしているとたちまち睡魔が襲ってきた

銀時は大きなあくびを2つ3つし、ソファに横になる



彼が見るのはどの夢だろう?


楽しかった幼き頃?


それとも・・・・・・・・・・











血に塗れた鬼の頃?