サガン鳥栖2021読谷村キャンプ11日目~トレーニングマッチ、兒玉選手×相良選手インタビュー | サガン鳥栖オフィシャルブログ

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2月4日(木)、この日はトレーニングマッチ。
浦和レッズを相手に45分×2本、30分×2本を実施。2-2(1本目 0-0 / 2本目 1-0 / 3本目 1-2 / 4本目 0-0)という結果となりました。
※1本目・3本目が45分、2本目・4本目が30分


この日は、サガン鳥栖U-18からトップチームに昇格する2選手、兒玉澪王斗選手と相良竜之介選手にインタビューしました。


-ここまでキャンプを振り返ってどうですか?-
兒玉:「プロ1年目としてやってみて、改めて“難しい世界に来たんだな”というのを実感しました。プロの方々に遠慮することなく練習していかないと、今後サッカーをやっていく上で成長していかないと思いますし、キャンプからもっと自分の良さを発揮していきたいなと思っています」
相良:「キャンプが初めてで、激しいトレーニングできついこともありますが、その中で質にこだわったり、自分の武器を出さなければいけないと感じています。監督や味方の選手に信頼してもらうためには、もっとアピールが必要だと思います。今後もこれまで以上にアピールしていければ、次に繋がっていくかなと思っています」


-2種登録の頃からトップチームの練習も参加していたと思いますが、ユースとはどんなところが違いますか?-
兒玉:「一つ一つの緊張感ですかね。プロの選手たちは、練習でミスをした時も厳しく求めてくるというのが自分にとってすごく刺激になりました」
相良:「選手一人一人が“勝ち”にこだわるところです。1対1でもチームとしてもそうですし、“勝ちたい”という気持ちが全面に表れるようなプレーを、みんなしています。ちょっとしたピリッとした空気感などもユースとは違います」

-キャンプに特別持ってきた物などありますか-
相良:「携帯以外に動画を観るためにタブレットを持ってきました」
-どんな動画を観ているのですか?サッカーですか?-
相良:「サッカーはもちろん観ますが(笑) 映画とかもよく観ています」
兒玉:「自分は昨年もキャンプに参加させてもらって…。竜之介と同じでタブレットを持ってきて動画を観たりしています。他には、今年はリカバリー器具なども持ってきて部屋でケアもしています」


-誰とよく話したりしますか?またどんな話をしますか?-
兒玉:「どの先輩ともよく話しますし、いろいろと相談もします。経験豊富なヨンギさんは質問したことに対して違う角度からの答えや、自分たちの考えている以上の答えを返してくれたりします」
相良:「自分はピッチ内であればポジションが近い選手や同じチームでプレーしている選手にアドバイスをしてもらうことがよくあります。自分から質問をすることが多いですね。普段はもちろんですが、ピッチでもコミュニケーションを取ることが大事だと思いますし、共有し合うことで自分のプレーへ繋がっていくと思います。ユースから上がった選手は昔から知っているのもあって話しやすいですね。年齢が離れているからといって話しづらいとかはもちろんないので、どの選手ともいろいろと話します」

-昨年、クラブユースで日本一になった時の感想を教えてください。優勝できた要因は?-
相良:「初優勝でしたしすごくうれしかったです。共同生活をしてずっと一緒に過ごしていましたし、お互いが言い合えることや厳しく求め合えるということがすごく大きいと思います。走りや厳しいトレーニングの中でも、みんなで鼓舞し合って取り組んでいました。全国大会の難しい状況でも、それがすごく発揮されたと思っています。技術を高めるために、みんなが練習に意欲的に取り組んでいることが結果につながったと思います」
兒玉:「全国大会に対して3年生は特別な思いがありました。コロナ渦の状況で、なかなかサッカーができない中で、プレミアリーグや大会等が中止になってしまいました。
自分たちも含めて、3年生がチームに何を残せるのかと考えた時に、最後の大会で優勝という結果をこのチームに残せたらと話し合いもしました。全国大会を迎えて、3年生を中心に、夜ミーティングをしたりもしました。難しい状況の中で、声を出してチームを底上げして試合でも最後まで走り、劇的なゴールなども生まれ勝つことができました。優勝という結果を残すことができて、充実した3年間だったなと改めて思いました」

-プロに昇格して、サポーターの皆さんに自分のどんなプレーに注目して観てもらいたいですか?-
相良:「自分は、ドリブルに注目して欲しいです。観ていてワクワクするというか、自分がボールを持ったら何か起きるような選手になりたいです。そういう選手を目指しているので、楽しみながらドリブルしているところや、ゴールやアシストで得点に関わるプレーを観て欲しいです」
兒玉:「リュウノスケと違って足元の上手い選手ではなく、強い気持ちで熱く戦うタイプなので、そこに注目して観て欲しいです。自分と一緒に戦おうとサポーターの皆さんに思ってもらえるような選手になっていきたいです」

-サポーターの皆さんに何と呼んでもらいたいですか?-
兒玉:「トヨさんに付けてもらった“薩摩の怪人”ですね。鹿児島出身なので、それでお願いします(笑)」
相良:「“リュウノスケ”でも“リュウ”でもいいです。でも…、トップチームの何人かのコーチからは、レオトと同じように“武雄のネイマール”とか言われています(笑) 自分の地元はもちろんうれしいですが、そこの規模をもっと大きくしていけるようなスケールの大きな選手になりたいです」


-最後にファン・サポーターの皆様にメッセージをお願いします-
相良:「個人的には、目に見える結果を出して、ファン・サポーターの皆さんを“あっ”と言わせたいですが、まずはチームが勝つことが大前提です。その中で自分の特徴を出して、一試合でも多くチームの勝利に貢献できるように頑張ります」
兒玉:「今年もこのコロナ禍の状況でどうなるか分かりませんが、自分たちが試合に出て子どもたちや苦しんでいる方々に「勇気」や「希望」を与えられる様なプレーを見せたいです。また、スタジアムに観に来てくださった方々に、少しでも多くの「感動」を与えられるように、頑張ります。応援、宜しくお願いします。


ルーキー2人が駅前不動産スタジアムで躍動する姿を、ぜひ観に来てください。

また、レポートします。