教師の質が落ちたなあと感じると同時に、保護者の質も落ちてきているなあと感じる。
子どもの意見を全面的に受け入れるのが「いい親」だと思っている節がある。
子供が泣いて帰ってくる・愚痴をこぼすだけで、「かわいそうに。そんな塾辞めましょ」となる。
泣いた原因は聞いたのか?その愚痴は子供が原因を作っているのではないのか?
思うに、保護者が「保護者としての役目を十分に果たしていないかも?」という負い目があるのでは?
金銭的に十分な生活、自らも働き自分の人生を満足させることを優先させるがあまり、子育てがいいかげんになっていると保護者自身も自覚しているのでは?
だから我が子の言うことを全面的に受け入れることが、「親としての優しさ」と勘違いしているのでは?
質の低下した教師や保護者に育てられた子が、立派に育つのだろうか。