よろこびを共に創る！
相模の風THEめをとのダンナ
いしはらとしひろです。
【これは夢じゃない】
こいつに育てられた！
この曲、相模の風THEめをととして活動を始めて、めをとのための最初のオリジナル曲なのです。
なので個人的には思い入れ深い。
今でもしょっちゅう、ライブではやっているしね。
できたのは2011年夏。
その夏に僕は足を怪我してしまいました。入院こそしなかったけれど、すぐには歩けない状態で、1週間ほど仕事も休みました。
とはいえ、三日目くらいから、足の痛み以外は別に健康なので、あー暇だなあ、という状態に。
ゆっくりで松葉杖をついてなら歩ける状態だったので、家のすぐ近所にあったレンタルビデオ屋さんに行って、何本か映画なんかを借りてきました。
その中の一本が「人のセックスを笑うな」
松山ケンイチさん、永作博美さんの出ている青春映画です。タイトルはアレですがもろにエッチな映画ではない(笑)
この中で永作さんが、田舎道を自転車に乗って、実に軽やかにウキウキと漕いでいくシーンがありました。BGMも素敵でした。
映画を見終わっても、そのシーンの永作さんの楽しそうに自転車を漕いで進むシーンがずっと頭に残っていて。
そしてその日の夜。
ギターを弾いていたら、歌い出しの一節がふっと降りてきたのです。
「バーイクでも車でもなく 自転車がいいかな〜♪」
キタキター！！
この楽しい感じ。
こういう曲、めをとのためにも欲しかったんだよ〜〜。
作り始めた最初は、もっとのんびりしたテンポでした。
CDバージョンとかに比べると、かなりゆるーいのんびりした感じで。
曲として完成してからがまた、一苦労でした。
演奏の技術的な話なのですが、まずリズムのキレが要求されます。
そしてやたらシンコペーションが多い。
でもそのシンコペーションを弾きやすいようにということで、無しにしてしまうとなんかダサい。
つまりシンコペーションの多用は、この曲に関しては必須。
また歌の音程も急に一オクターブ飛んだり、あと一定の声の出し方では難しい箇所があったりして。
リードヴォーカルも前半は僕、サビはカミさんとチェンジしますので、声量や雰囲気も整えないと。
作った時に、演奏の理想像は頭の中には出来上がっています。
でも作ってしばらくは、全くそこに辿り着けませんでした。
しかし、めをととしてのレパートリーが少なくて、めをとのためのオリジナルとしては最初の曲。
曲自体は二人とも気に入っています。
やるしかない。
こういう曲は、とにかくライブで数やらないと上手くならない。
ということで、多分
2011年〜2013年いっぱいまでは、ほぼ全てのライブで演奏していたのではないでしょうか。見切り発車でしたがそれで良し。
今でもよく取り上げるこの曲ですが、未だに難しいことには変わりありません。
ライブでやる時は、いつもリハーサルでギリギリと搾り上げます、自分たちを。
生半可な状態でこの曲をやると、ダルダルのゆるゆるで、良さを引き出せないのです。
技術的な意味でも、曲に取り組む姿勢という意味でも、僕らを成長させた曲なのです。
この後も僕らは「今の自分たちには技術的あるいはその他的に難しい曲だけど、やり方を考えて取り組めばいつかはできる」という曲を結構作るようになります。
「うわ、できたのは嬉しいけれど、こんなのどうやって弾きながら歌えっての？」
しょっちゅう起こりますね、今だに(笑)
でも、そういう音楽的難題に二人して取り組めるというのが、相当に幸せなことだと思います。
ここからもそれは続いていくのでしょう。
よろしくお願いします、カミさん。
【相模の風THEめをと ライブ情報】
3月21日に、相模の風THEめをと リクエストライブをやります。
相模大野カフェツムリにて
小田急線相模大野駅下車徒歩8分
相模原市南区相模大野6-15-30-2
18時30分開演 3000+飲食オーダー
新型コロナ感染対策として
8名様限定。 要予約です。
そして配信ライブも！
ツイキャスより 料金2000円
ライブ当日から2週間 アーカイブ保存
後からでも見られます。
お申し込みはこちらから
↓
今日紹介の「缶コーヒー」
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配信と会場ライブの二本立て。
その時に上位ポイントの曲を演奏致します。
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また、今日紹介の「缶コーヒー」以外の曲が好き、いいな、という方は その曲名をコメントであげてください。
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ここから3月まで、レパートリー曲を紹介していきますので、たくさんのいいねやコメントを、お待ちしています。