サーフィンに飽きたビーチボーイズの向かった場所は~ペットサウンズを語る | 音楽でよろこびの風を

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世間を騒がす夫婦音楽ユニット 相模の風THEめをと風雲録

よろこび製造所へようこそ。
相模の風THEめをとのダンナ
いしはらとしひろです。

今日の妄想レコードは。

ビーチボーイズの1966年の大名盤
「ペット・サウンズ」です。



ビーチボーイズと言えば、
海、夏、サーフィンにホットロッド。

要は60年代前半の
能天気なアメリカを象徴するような歌を
奏でていた人たち、
というイメージが強いですよね。

でも当然のことながら、
人はおなじことをやっていると
飽きが来ますし、
特に才能豊かな人は成長だって早いから、
「次の場所」に行きたくなるものです。

ビーチボーイズのリーダー、ソングライターの
ブライアン・ウイルソンだって、もちろんそう。

才能の塊みたいな人ですからね。

自信の内面の成長、
変化も大きかったのでしょう。
楽しい夏、の次にあるモノを
歌にしたくなったのです。

能天気な夏ソングだって
もちろん素晴らしいんです。
僕はその時代の歌も大好き。

それに、能天気、なんて書いちゃいましたが
実は結構深い歌も多い。

でも、このペットサウンズには
夏も海もサーフィンも出てこない。

そういう世界を描きたかったのでしょうね。

音楽的にも、それまで以上に
複雑なコード進行や、
美しいけれどあまりポップではないメロディが
表に出てくるようになります。

どちらかというとクラシカル。

そして深い。

正直僕は初めて聴いたときは
凄い、とは思いましたけど
それが良い、にはつながりませんでした。

凄いのは分かるけれど、
好きかと言われるとうーんという感じで。

このペットサウンズを好きになったのは
最初に聴いてから、随分経ってからです。

そして、一度腑に落ちると
その深さにしみじみと浸れる。

これはとっても贅沢なこと。
そんな奥深い名盤の魅力を
めをと、語っております!



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