自己顕示欲以外にあるモノ~54歳 CD10万枚売ろう! その2 | 音楽でよろこびの風を

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世間を騒がす夫婦音楽ユニット 相模の風THEめをと風雲録

【54歳 CD10万枚売ろう! その2】

 

よろこび製造所へようこそ!

相模の風THEめをとのダンナ

いしはらとしひろです。

 

昨日から始まった

(いや、勝手に始めたんですけどね)

と言うか始めざるを得なかった、

54歳からの10万枚への道!

 

今日は根っこの方で少し考えたい

と思います。

 

 

 

相模の風THEめをとが

6月26日に発売する

相模の風THEめをと の

新しいCDアルバム 「ことほぎ」

 

Amazonにて

予約受付中です

 

 

ではCDをたくさん売る意味って

なんなの?

相模の風THEめをとが儲かるかも

とか ファンの数が増えるかも

以外にどんな意味があるのかな?

 

ところで。

僕は自己顕示欲の強い人が

あまり好きではありません。

 

いきなりなんだ?

CDを売る話と関係あるのか?

 

ええ、僕の中では

ある程度。

 

僕もステージ経験は豊富ですから

そういう人は見れば大体わかります。

あ、この人は別に

音楽が好きなわけじゃなくて

「カッコイイオレ」を評価してほしい方が

圧倒的に強いんだろうな、とかね。

 

音楽ではないですけれど、

ブログを気に入って、

よく読んでいた人の

セミナーを聞きに行ったことがあります。

 

内容は充実してました。

話しておられたことも

納得のいくことが多かった。

 

でも、その人の自己顕示欲とか、

ちょい上からものを言う感じが

どうしようもなく鼻についた。

 

「この人の書いていることは

頷けることも多いけれど、

今後は文章だけで接することにしよう。」

 

今でもその人のブログは

読んでいますし、

内容も充実しているので

楽しませてもらっています。

 

でも、セミナーや講演を

聴きに行くことはもうないだろうな。

と思いました。

 

帰り道、なんでそんなに

そういう自己顕示みたいなことが

気になったのだろうなぁ

と考えました。

 

承認欲求なんて程度の違いこそあれ、

誰でも持っているモノ。

 

わかりました。

 

僕にもきっと、

結構大量の自己顕示欲がある。

そんなには外へ

出していないつもりだけれど

(人から見たらどうなのかは、

よくわかりません。

丸出しだったりして)

そういう部分が

結構あることがわかっていて、

しかも、それが嫌いだから

人のそういう部分も

目につくのだろうなぁ、と。

 

話を戻して。

じゃあCDを

たくさん売りたいというのは

自己顕示欲なんだろうか?

 

それもあるでしょうね、きっと。

 

でも、それだけではない気がしています。

 

他の商品を自分で作って

売っているような人たちは

どうなんだろう?

 

たとえばすてきなバッグを創っている人。

 

高性能なカメラを作って売っている人。

 

あるいは

「こういう風にすれば儲かりますよ」という

自分で考えたビジネスモデルの

ノウハウを売っている人。

 

みんな、自分の売っているモノに

自信と愛着を持っているだろう。

そして、

ここがよその製品とは違うんですよ。

これを使ってもらえれば、

こんなに良くなります、

とか

便利になります、

とか、

たまらなく美味しいです、

とか、

はたまた

幸せな気持ちになれます、

とか。

 

細かく見ていけばいろいろあるでしょうが

大まかにまとめると

・その商品を購入した場合の

メリットや、より良くなるところを

売る人が提示できる。

・売る商品に自信を持って

人に勧めることが出来る。

 

そこにはあまり、

自己顕示欲が入らない気がする。

 

なぜ?

 

音楽とか絵画とか文学とか

いわゆる芸術系のモノは

創った人と切り離して

考えにくいモノです。

特に今回の僕らのアルバムのように

作詞作曲 演奏 

録音 プロデュースまで

そしてこうして売る算段まで

全部自分でやっていれば

そりゃあもう、オレの塊。

 

そういうモノも含まれてしまうのも

致し方ない、といえるかもしれません。

 

ということは

そういうアクみたいな部分も含めて

相模の風THEめをと を好きな人

に届けるのがまずは最初、

と言うことかな。

 

それに

CDにせよ、配信にせよ、

「音楽にお金を払う」という行為は

その音楽によってもたらされる

快感にじっくりと浸りたい、

ということも含んでいるはず。

 

あくまで「音楽商品」として

「ことほぎ」を見たとき、

どこが優れている点で、

どこが自信を持って

勧められる点なのだろうか?

 

すごい音楽を創っちゃった

オレたちを認めて、以外のところで。

 

今回のCDアルバムは

約10ヶ月かけて

じっくりと制作しました。

他のことも平行して

進めながらだったので、

時間がかかったと

言うこともありますが、

でもじっくりと創れてよかった。

 

制作途中で何度も反芻しながら

先へ進めたからです。

 

そしてやはり。

一番に来るのは

「オレたちすごい音楽

創っちゃったから聴いてよ」

のようです。

 

だって、マスタリングを終えて

完成した音を聴いた時

感動したもの。

「すげーよ、これ」

と言ってしまったもの。

 

もう少し落ち着いたところでは

「この楽曲たちは、

きっとあなたの

心のどこかに響いて

楽しい、とか

切ない、とか

あなたの心のボタンを押すはずだから

そして聴き終わったあとに

なにがしかの感興を

呼び起こすだろうから聴いてね」

 

要するに、ぼくらめをとが

この音楽の

この音盤の

一番のファンなのです。

 

じゃあ、おメーラだけが

自分ちで聴いてりゃいいじゃないか!

と言われるとふにゃもら~に

なってしまうのですが。

 

そこまでの大ファンだからこそ、

あなたにもお勧めしたいのです。

 

そうか、オレたちが

この音楽の一番のファンだったんだ。

 

素晴らしい。

 

「だって、これ、いいからさ」

といえるもの。

大ファンだから。

 

そして

ここに入っている歌、

覚えて一緒に歌おうよ!

と自信を持って言える。

 

そのことで

~僕らなら 音楽で~

あなたを楽しませたい、

少しでもよろこんでいただけたら

僕らも大ハッピー。

 

エンターテインメントに関わる人は

結局そこですよね。

 

若い頃、大ファンだった

ミュージシャンの新譜を買って

家に帰って封を切って

CDプレイヤーにセットする時の

あのわくわく感。

 

たとえば僕の20代の頃は

プリンスの全盛期で

(亡くなって早3年。嗚呼)

彼の新譜は、正にワクワクしながら、

「どんな面白いこと、

どんな変な音、出してんだろ」

と本当に楽しみながら

聴いていました。

 

ああ、こうして書くと

年寄りの繰り言っぽいなぁ。

 

でも現在、本当に音楽自体の価値で

聴かれているモノの割合が

以前よりも随分減っているようには思います。

 

もちろん音楽なんて、

好みにも左右されますから

自分の好みが絶対、

なんてことも思ってはいませんが。

 

でも、やはり。

敢えて、今。

ちゃんと音楽で「いいんだぜ、これ」

と言えなければ、

わざわざリリースする価値もないでしょう。

 

なんだか当たり前のところに

たどり着いた気はしますが、

でも、自分にとっては検証しなければ

いけないことだったのです。

 

自己承認欲求、自己顕示欲以外に

どれだけのモノが今度出す

CD「ことほぎ」にあるのか。

リリースする意味は?

というやつを

今一度自分に問いかけることが。

 

最後まで読んでくださって

ありがとうございます。

 

おーいえ~~。

 

54歳 CD10万枚売ろう その1は

こちらから読めます

 

その3は

こちらから読めます

 

 

CD「ことほぎ」

こちらから Amazon予約受付中です

 

CD収録曲

神様が降りてくる曲!

大安吉日 試聴できます

 

正に今のオレ

しぶといぜ  試聴できます

 

切なさ満載の歌

ムショウに会いたい  試聴できます

 

image

 

収録曲目

1.大安吉日

2.ムショウに会いたい

3.しぶといぜ

4.特別な日

5.変化の風

6.語り部の末裔

 

【相模の風THEめをと ライブ情報】

 

6月22日(土) 南林間 

娯楽酒家 La Stanza

小田急江ノ島線南林間駅下車 

西口徒歩3分、

住所:大和市南林間 1-10-17 1F

電話:046-277-7322

 

弦楽茶屋 Vol.94

18時30分開場 19時開演

2000円+1ドリンクオーダー(消費税込み)

ご予約いただくとつまみが一品つきます。

 

出演

Dai-Go!Low

相模の風THEめをと

 with手話パフォーマンス美和

 

ライブに行ってみよう、という方

こちらから予約できます

 

この日は手話パフォーマンス美和も参加。

華麗なる舞,あるいはおとなげないダンスを

ご一緒に!

 

La Stanzaさんは餃子がおいしい、

カレーもおいしい。

お酒もたくさん。

そしてのんびり出来る素敵空間。

 

6月29日(土)

蒲田  musicbar CODA           

大田区西蒲田5-27-15 東武ハイライン西蒲田 B1F

JR蒲田駅下車 徒歩7分

 

開場18:30 開演19:00

2000円 + 2 Order

 

「月の宴 第5幕」

出演

Moon Pocket

B-Class

相模の風THEめをと

 

一緒に楽しい空間を作りましょ!