一日遅れの合掌~東北応援行商ライブ寄付報告 | 音楽でよろこびの風を

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世間を騒がす夫婦音楽ユニット 相模の風THEめをと風雲録

よろこび製造所へようこそ!

相模の風THEめをとのダンナ

いしはらとしひろです。

 

 

※東北応援行商ライブとは
相模の風THEめをと主催で
2011年7月より継続しているイベント。
音楽ライブと
東北商品の買い物が
合体したイベントで
東北商品売り上げの半額を
被災地やボランティア団体に
寄付しています。

今日の報告は
去年の11月11日に
東京御茶ノ水カカドゥで開催した
第17回目の行商ライブからの
寄付の件です。

 

 

3月12日。

 

一日遅れの合掌。
昨日は2時46分頃、
というのを
ずっと気にかけていたのですが、
仕事に紛れて、
その時間に
お祈りできませんでした。
その少し後に
一人手を合わせたのですが、
なんだか気持ちが入らず。

なので、
今日改めてお祈りを捧げました。
今日は、
僕なりに気持ちを
入れられたような気がします。

僕には
震災、津波で家族や家を
なくした方の、
本当の気持ちはわかりません。
想像することはできますが、
多分それはほんの一部でしょう。

震災後、よく言われた
「被災者の気持ちにより添う」
もよくわかりません。
今もわかっていない。

でも、寄り添わなくても
面白いことや楽しい気持ちを
届けることはできるかもしれない。

東北応援行商ライブ、
なんていうイベントをやっていて、
それなりの回数東北方面にも
足を運び
知り合い、
あるいは友達は何人かできた。


僕はそれでいい。
それがいい。
今まで縁が薄かった土地に
友達が一人以上できたら万々歳だろう。

東北応援行商ライブ、
17回も回を重ねているので、
最初の頃とは、
やはり取り組む気持ちが変わっています。
数年前から、
「まず、僕が一番楽しめる
イベントにしよう」
と思って開催しています。

それが自分としては
一番腑に落ちる。

そして
会場に来てくれた人が
いい音楽で、エンターテインメントで
十二分に楽しんでくれて。
東北商品の買い物も楽しんでくれて。

そういう
楽しい気持ちがこもったお金を、
幾ばくか現地に届ける。

お陰様で、
今年も寄付実行することができました。

 

今回は、「南相馬子ども保養プロジェクト」

寄付させていただきます。
今年で5回目だそうです。

南相馬の子供たちを神奈川県に呼び、

キャンプなど

楽しい思い出を作ってもらおうと思います。

プロジェクト本体の方では

まだまだ寄付は募集中です。

この記事を読んだ方の

個人的な寄付も

もちろん

よろこんでいただけると思います。

以下、お預かりした寄付の詳細です

相模の風THEめをと主催 

第17回東北応援行商ライブより 22,000円
南林間娯楽酒家ラスタンザ 

よりお預かり 6,927円
あべたかしGOLD&キラキラみさこ 

のお二人よりお預かり 5,000円
姫路

東日本大震災復興支援企画

バンボストックよりお預かり 40,000円
相模の風THEめをとから、

ちょい乗せして 合計:75,000円 

東北応援行商ライブからの

今までの寄付の総合計は、

975,432円になりました。

あれから8年たった今、
現地の状況もずいぶん変わっているし、
復興、という言葉の
ありようも変わっている。

町を元気にするには、
繁栄させるには、
どんな産業に力を入れるべきなのか、
若い人にたくさん住んでもらうには
どうしたらいいか。

もちろん、
悲しみが消えない、
という人だっていると思う。

そういうことすべてに効く
特効薬はない。
けれど、今だからこそ、
僕は音楽のエネルギーを信じている。
そして
伝えることの重要さを知っている。

僕は、
僕なりの言葉と物語で
語り継いでいく。
僕の中の語り部が
黙っちゃいない。

生きるエネルギーの
増幅と鎮魂。
そう。
心ならずも
思わぬ死を迎えてしまった方の
魂を鎮める。
簡単なことではない。
いやいや、大変なことだ。

でも。
よりよき町を作っていくことや、
大事なことを語り継いでいくこと、
そして
音楽のエネルギーをあなたに手渡して、
この世界中にぐるぐると回していくこと、
これが僕にできる鎮魂だ。

 

東北応援行商ライブご来場の皆様、
出演者の皆様
そして我々に寄付を託してくださった皆様
ありがとうございました!

相模の風THEめをと、ここからです。
おーいえ~~。