ハマーレ歌津紀行 その1 | 音楽でよろこびの風を

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世間を騒がす夫婦音楽ユニット 相模の風THEめをと風雲録

ハマーレ歌津紀行 その1

先週末の宮城県南三陸町 ハマーレ歌津への歌旅は、

面白くてスリリングでミラクルだった!
土曜日の行きの新幹線からして、全席指定のはやぶさなのに

「立ち席特急券」なる面妖な特急券で。

通常の指定特急券より1000円ほど安いのだけれど、

この文字を見た時は「そんなのありかい!」と つぶやいてしまった。
とはいえ、予定していた時間の新幹線に、

たとえ立ち席でも乗れたのでよいのだけれど。

仙台からレンタカーで南三陸へ。
仙台~石巻界隈は車でも何度も行っているので、

土地勘も少しはあるのだけれど。
何となくのイメージととして、歌津は石巻からちょっと先、

くらいに思っていたのだが、とんでもなかった。
石巻でだいたい半分。仙台からトータルで1時間45分くらいだった。

うむ、結構ありますね。

ハマーレ歌津は、横浜から福島・東北を支援している

ボランティアグループ「kfop」のKさんに縁をつないでいただいたところ。
僕らは初めて訪れます。

ハマーレ歌津。
素敵な場所です。
街はまだまだ復興途中だと思うけれど、

元気にやっていこうぜ、という意志を感じます。
去年までは仮設の復興商店街だったのが、

去年の春から本設になったそうです。


この場所を栄えさせようぜ。

ハマーレ歌津 一日目
相模の風THEめをと セットリスト
1.    大安吉日
2.    あさり
3.    特別な日
4.    おとなげない大人
5.    ありがとう
アンコール
これは夢じゃない

現地でのイベントを担当している坂下さんは、とてもユニークな人。
震災後のボランティアを経て、こちらに居ついてしまったらしい。
復興を進めていく街には、

元気良く引っ張る地元の人がいるのはもちろん、

よその地域からやってきて、面白いことを仕掛けようとする人が

必ず一人はいる。


坂下さんもそういう人のようです。
面白いんだ。

この日は、信州松本から手打ちそばを振る舞う

ボランティアの方たちも来ていて、僕らもご馳走になりました。

6年間 ずっと来ているそうです。


うまい!さすが信州そば。
野趣あふれるそば粉の匂いが、食欲をそそります。
そしてわさび!すっと鼻に抜ける香りで美味しかったなぁ。
僕らの演奏も、お店から何人か出てきてくださって

聴いていただきました。
ありがとうございます。

夕方は数キロ離れたところにある、志津川のさんさん商店街へ。

このモアイ像は、イースター島の石を、イースター島の彫刻家が彫って、

震災後の南三陸に寄贈されたそうです。

震災前から『南三陸モアイ化計画』というのがあって、

いろいろ動いていたところにあの震災。

イースター島の方がそれを知って、この像を作って贈る、

という運びになったそうです。

素敵な心のやり取りだぁ。

 

途中の道路の所々にある、「津波水没区間」という表示がなければ

ここが津波に覆われた場所などとは思えないくらい

道路周りは綺麗になっているのだが。

 


海鮮丼の店に引き寄せられて、

店の前の看板を見ると「18時にウニ入荷します!」と書いてある。
あと30分。
他のお店をいろいろ見てから、18時10分にさっきのあの店に戻ると、早くもほぼ満員。

 



ウニ&いくら丼を食べたのですが。
ウニが海の味でした。
随分前に青森の漁港のそばで食べたのと同じくらい美味しかったなぁ。
ウニはやっぱり鮮度なのだろうなぁ。

一日目はハマーレ歌津と さんさん商店街を堪能しつつ、

楽しく歌わせていただきました!

相模の風THEめをと 次のライブは
6月24日(日) 鶴見NoChaser 
19:00  オープン 
19:15スタート ワンドリンク付き 2.000円
横浜市鶴見区豊岡町3-28-B1F
https://nochaser.jimdo.com/
輿石さん企画です!鶴見駅西口から1分。西口を出て左へ進み、線路沿い向かいのTSUTAYAのビルのB1

出演:相模の風THE めをと  ひろりんちゃん  もんまなつみ