しかるべき手順~青かった頃と比べて | 音楽でよろこびの風を

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世間を騒がす夫婦音楽ユニット 相模の風THEめをと風雲録

人と何かをなす時には
しかるべき手順と気配りが必要だ。
言い方を変えると根回し。

昔、まだ青くさいガキだった頃、
「ボクの言っていることは正しいのだから 
根回しなんか必要ないし
正攻法で行けば通じるはず」、と思い込んでいた。

青かった。

もちろんそれが通用する場合もあるけれど
多くの場合「僕は間違ってないのに」という想いだけが空回り、
あまりうまくいかない、ということが多々あった。

自分が正しい、と想うのなら、よりいっそう、
それがスムーズに理解されるよう
「環境を作る努力が必要」なのだ。

それが根回しであり、気配りであり
要は相手の立場と気持ちになって物事の全体像を見る
ということなのだ。

そんなことが分かってきたのが40数年生きてきて
つい最近。
そして、わかっているけど、
できるのはまだ何回かに一回だ。

大変。
でもこういうところに気づくようになったのは
ちょっとの進歩かなぁ。

でも、できるやつ、は
そんなこと、うんと若い頃から感覚で理解していて
出来てしまうのだろうなぁ。