父、閉じ込められている、と110番する。 | 相模野ナミ 父母の介護の記録2017年冬〜現在まで。記憶の記録。

相模野ナミ 父母の介護の記録2017年冬〜現在まで。記憶の記録。

宮城県在住だった両親の介護の記録です。
想像を超える事が多かったので、忘れないうちに記録しておこうと思いました。

神奈川県在住の56歳の主婦です。ドラックストアで登録販売者として16年勤務しています。
夫56歳、娘25歳、息子23歳、の4人家族です。

なんと、父は、母が入院したその夜、

深夜、

自分の携帯電話から、

「閉じ込められている。助けてくれ。」

と、何十回も110番通報してしまったのです。


仕方なく警察官の方が来られて、


大騒ぎになり、


しまいには、こういう覚え書きを作られて、

署名をさせられて、


(多分本人は、酔っ払っていた上、認知症でもあるので、全くわかっていない)


大変迷惑をかけてしまっていました。


連絡は次の朝、私に、来ました。

そして、もう、これ以上何かあったら、

施設に居てもらえない、


と、言われてしまいました。



それで、携帯電話は没収されてしまった父は、

昼間、1人で、ふらっと最寄りの駅まで出て行くようになり、

それを職員の方がそっと追いかけ、

(静止すると暴れるので)

最寄りの駅は新幹線のホームなので、人はそんなに混雑していないのですが、

父はホームのベンチに座って、ボーッとしていたそうです。

「俺は何をしに来たんだろう?」

という感じで、駅員さんに連れ戻され、

施設に職員さんと、戻る、という事がその後2〜3日続いたそうです。


しかし、それも、頻繁になってしまい、

職員さんも、責任を取れない、ということで、

父は入院してほしい、退所してほしいと、告げられてしまいました。