有毒な水銀は、かつて薬であった件 | chopinのブログ

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昨日友人達とお喋りしている中で、水銀の話が出てきました。悪名高き水俣病の原因となった液体金属ですが、こんなものが中国では不老長寿、不老不死の薬と信じられたなんて知りませんでした😵


調べてみるとヨーロッパでも16世紀頃から殺菌力があると言って、皮膚に塗布、服用😨、そして梅毒の薬として処方されていたそうです😱 シューベルトやシューマンも水銀を薬用として使っていたそうで、それぞれ31才、46才で亡くなっているのはその有毒性からかも、とか。。。😥


中国の秦朝(なんと紀元前3世紀❗️)の始皇帝も、やはり水銀に不老不死の効用を求めていたそうです。


以下「現代ビジネス」の記事を載せます✒️


不老不死の薬は、鉱物から作られると考えられた。移ろいゆく動植物ではなく、永遠に変わらない姿を保つ鉱物の力を取り入れることが、不死への道と考えられたのだろう。用いられたのは、雄黄や丹砂などであった。これらは血に似た赤色をしていたため、飲めば魂に力が宿ると考えられたのだ。

しかし雄黄はヒ素の化合物、丹砂は水銀を含む化合物であるから、これらは当然強い毒性を持つ。唐の歴代皇帝には、金丹の飲み過ぎによる死亡例が相次いだとされる。

たとえば11代皇帝の憲宗は、安史の乱によって傾いた国勢を立て直すべく力を振るったが、丹薬の飲み過ぎが原因と見られる精神異常を来し、宦官によって暗殺されている。16代宣宗も社会の安定を図って一定の成果を挙げたが、やはり丹薬中毒のため50歳で世を去ったとされる。史上空前の繁栄を誇った唐が、最後はあっけなく滅亡した陰には、丹薬の存在が少なからず影響している。

だそうです😥


今では好き好んで服用なんて考えられない水銀が、大昔から長寿や健康を求めて使われてたなんて驚きです。でも銀色に光る液体鉱物を見たら、何の知識もなければ何か貴重な感じを受けるかもしれないですね🤔動植物でない、腐ることもない鉱物に永遠性を感じてもおかしくないかもしれないです😭


人間はとても単純に、そして短絡的に、物事を見て受け入れてしまうところがありますよね。昔の人達を笑えない現代人も沢山います。コオロギ食がタンパク源が豊富だと世間を賑わせたのは最近のことだし、スッポンの強力な噛み付くパワーを見て、スッポンの生き血を飲めば人間にも同じようなパワーを貰えるとか、中国ではカエルの子宮が珍重され食されるなんていう話も最近耳にしました😆(何に効くと思ってなんですかね。。。)人間って不思議な生き物です。


コロナ禍では、しきりにmRNAワクチンが推奨されて、今までのワクチンとは比べ物にならない被害者数も報告されているけれど、医療界やマスコミは効用しか報道してません。結局は今も昔も同じ。人間って良いと言われると、数十年のデータを取ったり確かめたりすることもなく飛びつくものなんですね😣手っ取り早い、一時的な効果を狙いがちで、日々の生活習慣・運動など、自らの節制や努力がないと不健康になる、という1番大切な部分には目を向けたくないんですよねー😫