江戸東京たてもの園! | セーフティデザイン Safety Design.com

セーフティデザイン Safety Design.com

ご訪問ありがとうございます。

当方、主に医療機器や設備機器などのプロダクトデザインをしております。。

最近は日常の出来事などを色々と書いております(^^)/

どうぞよろしくお願いいたします。

お正月休みを利用して、小金井公園内にある「江戸東京たてもの園」を見てきました。

 

 

小金井公園には何度も行ったことがあるのですが、江戸東京たてもの園の方には初めて入園いたしました。

 

 

駐車場が混んで入れないと困るので、この日は開園直後に到着しました。まだガラガラです、、。

 

 

敷地面積はおよそ7haあるそうなので、とにかく広いです。駐車場からも5分以上歩きました。

 

 

小金井公園には、BBQ場やドッグラン、野球場やテニスコートなど運動施設も充実しています。私の息子が高校生の時にテニス部引退試合をしたのもここでした。。

 

 

ようやく江戸東京たてもの園が見えてきました。

 

 

入口はこのような感じです。

 

 

入ってすぐのところに、ミュージアムショップやカフェなどがあります。今回は家族で行きましたので、楽しそうに見学をしております♪

 

 

特別展が開催されていました。

 

 

展示場もとても広く、ゆっくりと見学をすることができます。博物館のような感じですね~

 

 

展示場を抜けると、いよいよ移設された大小の建築物がある通りに出ます。

 

 

一瞬、小金井公園の全体図かと思いましたが、これだけで江戸東京たてもの園のマップになります。。相当な広さであることが分かります。

 

 

今回は、楽しみにしていた前川國男邸と、田園調布の家(大川邸)は耐震工事中とのことでした、、。

 

 

こちらが、特別展にもなっている小出邸です。建築家の堀口捨己が、当時オランダで流行していたデザインを日本風に解釈して設計されたものだそうです。

 

 

内装は、懐かしい風景と言うか、昔このようなインテリアの住宅に入った記憶はありましたね。

 

 

質素な佇まいですが、これはこれで今でも立派に機能する住宅です。

 

 

興味深いディテールがミニ飛び込んできます。当時の建材でなければできない造作だと思いました。

 

 

こちらは、常盤台写真場の2Fインテリアです。家族で記念撮影などをしていたのでしょう。上部には、採光が十分にとれるように乳白ガラスの天窓が備えつけられています。

 

 

1Fインテリアは、一般住宅のような雰囲気でした。木製のサッシに薄いガラスというのも、今見るとヴィンテージ感がたっぷりですが、当時はこれしかなかったのでしょう。

 

 

靴を脱いで、入るのですが、板の間の廊下などが、とにかく冷たく、冬場はかなり寒かったのではないかと想像されます。

 

 

一方、このようにカーペット敷きになっている住宅では、足元が暖かく、板の間とは全く違う印象でした。床暖房などがなかった時代では、カーペットも良かったのではないでしょうか。そういえば、私の実家もカーペットが敷かれていましたね、、。

 

 

 

建築には詳しくないのですが、窓際に備えられた障子というのも、断熱効果が少しはあったのかも知れません。一応、明かりがとれる「2重窓」ということにもなりそうです。

 

 

こちらは、何に使用されていたのか、全く想像できませんでしたが、上野消防署の望楼とのことです。正確には望楼の最上部にあった部分のようです。柵や屋根部の意匠が凝っていて、やはり興味深いディテールだと思います。

 

 

こちらは東ゾーンの下町中通りです。江戸東京たてもの園といえば、この風景が印象的かと思います。

 

 

当時の商店や、お店などが移設再現されています。醤油屋、鍵屋、仕立屋、文具店、化粧品屋、銭湯等々が並びます。やはり当時は各店舗が独立して建てられていたのだとあらためて実感しました。

 

 

今回、江戸東京たてもの園を見学して感じたことは、妙な懐かしさです。古いデザインの建築物は、今でもわずかに残っていることがありますが、子供のころには、もっとたくさんありました。

 

幼少期の記憶が呼び起こされ、「これで十分だったなぁーー」という想いと、逆に「やはり今は便利で快適だな!」と実感したりして、面白い体験だったかと思います。

 

多分、私の子供たちは、ヴィンテージ感満載の建築と街並みに、また違った感想を持ったことと思います。

 

 

見学疲れしましたので、帰路途中にあるステーキガストでランチをして帰りました。

 

 

暖房の良く効いた暖かいテーブル席で、呼出ボタンを使いオーダをして、美味しい食事をアプリクーポンを使いリーズナブルに食べられるということは、当時の食堂では考えられなかったことです。

 

当時の食堂では、どんな食事をしていたのでしょうか?

 

江戸東京たてもの園、大変勉強になりました。またしばらくして、前川國男邸も見に行こうと思いました。

 

ありがとうございました。