今年も国際ロボット展を視察してきました。。
以下、事務局の特設サイトより引用します。
国際ロボット展は、1974年に初開催し、以降2年に一度の開催で、今回で23回目を迎えます。前回(2017年)の出展者数は612社・団体、出展小間数は2,775小間の過去最大規模となり、海外出展者は14カ国、88社・団体に増加しています。総来場者数は13万人を超え、82カ国から約1万人の海外来場者が訪れる“世界最大規模のロボット専門展”として注目を集めています。
例によって、青海展示場での開催でした。もう何度も来ていますので、今回は西展示場の方へ行くことなく、こちらへ来ました。
今回は、仕事の都合上、特に歩行・移動型ロボットを見に行きました。生産設備としての組立ロボットと違い、歩行・移動型には、何となく夢があり、見ていて飽きません。
こちらは韓国企業のブースで展示されて、ダンスを踊っていました。歩行もするのかも知れませんが、随分小さいロボットで、40cm程度でしょうか。。
こちらも移動型ですね。上方に腕が装着されているので、工場内などで物品搬送用として使われることが想定されているのだと思います。
こちらも腕が付いていました。4隅にLED状態表示灯が装備されているので、何か異常が発生した時には、カラーが変化するのだと思います。
大きなR形状で造形されているので、不意に人がぶつかったりした場合でもダメージは最小限で済みそうです。
背面にはスイッチが装備されています。こうした移動型ロボットの場合は、万が一何かの異常で、暴走したり、予期せぬ動きをすることもあり得るので、状態表示灯や緊急停止スイッチなどが分かりやすく装備されていることは大切です。
こちらは、企業や、商業施設、医療施設などでの「受付業務」を担うべくつくられたロボットのようです。Pepper君がレストランの入り口で立っているのは見かけることがありますね。同じような用途でしょう。北米製とのこと。
スマートフォンやタブレット端末の非接触充電テーブルが装備されていました。ちょっと使い方が分かりませんが、あれば便利なのかも知れません。
これは、業務用のロボット掃除機のようです。ハンドルがあるのは、延ばして使います。
こうして、スタッフが一度掃除を行い、同じ経路を繰り返し自動清掃そるようです。
歩行・移動型以外では、やはり生産設備型ロボットアームが数多く展示されていました。数としては、こちらの方が圧倒的に多いです。
こちらも綺麗なデザインをまとった設備ロボットアームです。
やはり状態表示灯LEDが目立つところに装備されています。取って付けたようなカタチではなく、造形面に馴染むようなデザインとなっていて、こうした生産設備型のロボットアームも、ある程度の意匠性を求められるということが分かります。
ロボット展は、毎年視察しています。弊所でもロボット関連のデザイン業務が増えてきており、一般的なトレンドを見ておくことが大切だと思っております。
どうもありがとうございました。