悪いことに、この日は関東地方に大雪が降りました。FRの車でサマータイヤですので、泣きたいような気分で出発いたしました。
朝の4時過ぎに甲州街道を走ります。
サマータイヤですが、意外にも不安なく走ることができます。TCR（トラクションコントロール）のランプが時々点灯していましたので、上手く駆動力をコントロールしてくれていたのでしょう。
オプティトロンメーターが高級な雰囲気を醸し出しています。昼夜を問わず視認性が高いデザインです。
成田空港の第２ターミナル。たくさんの車がお出迎えにきていました。
出張などでは、お出迎えして頂くことはありますが、自分でお迎えに上がるというのは初めてですので、不思議な気持ちでした。
お客様をピックアップしてから都内にとんぼ帰りして、帝国ホテルに入りました。たくさんのハイヤーが停車しています。
この日は数台のクルマでチームを組み、車列を作りながらの送迎でした。黒ずくめです。
クラウンというクルマは、これまであまり使用する機会が無かったのですが、今回丸２日間乗ってみて、色々と見えてきたことがあります。
①車幅が1800以下で狭い都内でも存外に使いやすい。
②その割には車内が広々していて、運転手もお客様も満足できる。
③高級感のある外観で、ホテルなどの送迎でも違和感がない。
④アクセルに対する反応が良い意味で「ダルく」スムースに発進できる。
⑤ボンネットが高く、見切りが良い。
⑥後退時にはディスプレーに空から見下ろすような映像が映し出され、視界の悪い夜間時などには抜群に心強い。
⑦シートは腰のサポートがシッカリしていて、1日中運転していても疲れない。
２日目の夜は東京タワーをご案内して、全行程が終了しました。
クラウンという車は、特別興味があるわけではなかったのですが、今回の使用で相当良くできたクルマであることが分かりました。
最近はミニバンタイプのクルマが多く、クラウンのようなセダンタイプには乗ることも少ないと思いますが、使い勝手は大変高いと感じました。
1日中運転していても疲れないというのは安全性つまり「セーフティデザイン」的な観点からも重要です。
また機会があれば、レクサスなどのより上級車も是非とも試してみたいと思います。