駅の話題が続きますが、お付き合いください。
最近、JRの各駅で写真のような自動販売機を見ることが多くなりました。
上面が大型のディスプレーとなっていて、従来の自動販売機のように実物サンプルが並んでいませんね。
しかも、よく見ると色々と缶ジュースとは関係のない内容のガイダンスが出ています。
「おいしい飲み物取り揃えています」これは販売には関係ありますが、横の天気予報は缶ジュースとは全く関係がありません。
しかも、ずーと眺めていると、これらのガイダンスが変化していることに気が付きます。
「あなたにお勧めはこちら!」となったり、また何人かのお客さんが購入をする場面を見ていると、画面遷移の仕方に複数のパターンがあるようです。
待機画面状態も、夏は魚が泳ぎ、冬は雪の結晶がゆっくりと落ちるというような状態にもなっています。
この自動販売機になってから、どれくらいの販売増があったかは分かりませんが、楽しい気分になることは間違いありませんね。
私は特にB to Bの商材を扱うメーカー様とのお仕事が多いのですが、この自動販売機のように「ワクワク感」のようなアイデアはまず採用がされません。
これは、このようなことに関してコストをかけるという概念が全くないからです。
しかし、B to B も B to C と同様のユーザーが使用するはずです。職場で使用する機器が全く無味乾燥なシステムである必要はなく、ほんの少しでも「ワクワク感」的なアイデアが入っていれば、使いやすさも変わると思います。
いかがですか? みなさんの職場にある様々な機器類などを今一度観察してみませんか?