最近忙しく、久しぶりの投稿です。
先日は移動検診車について書きました。
本日は移動クリニックです。
あまり聞きなれない名前かと思いますが、過疎地区や医師の少ない山間部などで活躍するトラックやバスを改造して使用されるケースが多いようです。
震災地での使用も検討できると思います。
今日本では様々な地域で医療従事者が不足していることはご存知の通りです。こうした状況の中、来る2025年には団塊の世代が後期高齢者つまり75歳以上になり始めます。
つまり、人口ピラミッドが極端に歪な状態となり、ますますこうした工夫が様々な場面で必要になってくるはずです。
さて移動クリニック。やはりこれも先週の移動検診車と同様に、美しく魅力的な内外装でデザインをされていなければなりません。
例えば、過疎地区にこうしたクリニックがやってくると住人の心がパッと明るくなるような、そんなデザインが必要です。
それと同時に安全性です。大型トラックやバスをベースにして制作する場合は、どうしても車高は高くなり、この車高をなるべく低くしてユニバーサルに乗り降り可能とするには、デザイン上の工夫が必要となります。
このような試みがされている移動クリニックは「セーフティデザイン」と呼んでよいと思います。リフトのようなものを使用して、車椅子ごと持ち上がるような装備が必要です。
患者がクリニックに出かけるのではなく、クリニックが患者のところにやってくる、、。
これからこすしたサービスが増加することはあり得るのではないでしょうか?