GWで少しお休みしており失礼しました。
今夜は私がデザイン開発を行った案件で、カラーユニバーサルデザイン(CUD)の実例を見て参ります。
看護業務を支援するソフトウェアでナースコール呼出などを42インチの大型ディスプレイーで表示閲覧をするものです。
この画像で分かるように、色により患者さんからの呼出内容を識別するため、色が持つ重要性は非常に大切です。
カラーユニバーサルデザイン(CUD)の導入により、色覚異常者/一般色覚者の別を問わず、大変良好な視認性となっています。
ちなみに20年ほど前から、以前はよく行われていた「色盲検査」がなくなり、看護師や医師など医療従事者が軽度の色覚異常者である可能性が出てきています。
従って、カラーユニバーサルデザイン(CUD)の採用は、患者安全の確保においても大変有効であるという分けです。
まさに「セーフティデザイン」といえる内容です。
いかがでしょうか?
ちなみにこのシステムは2012年度グッドデザイン賞も受賞しています。