プロダクトデザインの行方! | セーフティデザイン Safety Design.com

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ご訪問ありがとうございます。

当方、主に医療機器や設備機器などのプロダクトデザインをしております。。

最近は日常の出来事などを色々と書いております(^^)/

どうぞよろしくお願いいたします。

今夜は、私の得意とするプロダクトデザインについて書いてゆきます。

プロダクトデザインというのはお聞き慣れない方もいると思いますので、少々解説いたします。


日本語で書くと工業デザインとも書きますが、分かりやすく言うとグラフィックデザインのようにポスターやロゴマークのような平面上に展開されるデザインとは異なり、立体物つまり自動車や家電製品、家具、文具などなどが代表的でしょうか。。


近年、日本ではリーマンショック以降ますます加速した「モノ作り空洞化」や「工場海外移転」などに現れている通り、工業製品の開発、製造が行われなくなってきました。


こうなると、いきおいプロダクトデザインもそのニーズが少なくなってゆきます。

私たちのように、色々と次々に新型モデルチエンジのプロダクトデザインを手がけてきたデザイナーにとっては、少々寂しい時代となってきました。


近年のグッドデザイン賞の大賞受賞企業、受賞内容を見ていてもこれは分かります。



セーフティデザイン Safety Design.com-gmark2112


以前は自動車や家電製品など「モノ」のデザインが受賞となっていましたが、近年は「サービス」や「仕組み」などがグッドデザイン大賞になっています。


昨年2012年度はとうとうTV番組になってしまいました。。

NHKの「デザインあ」です。



セーフティデザイン Safety Design.com-デザイン あ


まあ、わからないでもないですけどね、こういう時代ですからね。他にも皆さんも使われている「LINE」などのサービスもノミネートに入っていました。


こうしたことからもプロダクトデザインというカテゴリーはそのニーズが徐々に少なくなっているということができると思います。


また明日も続きを書いて参ります。小出しでごめんなさいね。。


つづく。