それでは、昨夜の続きです。
「安全に配慮をしたデザイン」を「セーフティデザイン」と定義していることはお伝えしましたね。
それでは、安全に配慮したデザインの例を「自動車」で見て参りましょう。
安全なクルマで有名なもちろん「ボルボ」です。
以前は四角い外観デザインが特徴的でしたが、最近のボルボはなんとも滑らかで綺麗なスタイルです。
四角いか滑らかなのかという議論は、これはその時期におけるデザインチーフ(デザインセンター長)の好みなどが反映し、その時代のトレンドも影響するため、ここでは取り上げません。
では安全性という視点で目を向けるとどうでしょうか?私は下記のような部分に注目すると良いと思っています。それは、、
「ランプ類」です。
ランプ類というのは ヘッドランプ や テールランプ などのことです。
ボルボは四角い、滑らかなデザインとは関係なく、テールランプに特徴的なL字形状のデザインを採用しています。
テールランプがこのL字形状となると、例えばブレーキを踏んで制動をかけた時にも特徴的なL字矩形でハッキリと点灯され、追従車のドライバーへのアピールも良好というわけです。
単に「カッコいい」、「速そう」という事も商品性という観点からは大切なのですが、やはりこの「安全性」つまり「セーフティデザイン」というキーワードはものすごく大切な要素だと思います。
人の命を預ける商品ですからね、、。 大切だと思いませんですか?
ボルボには他にも様々な安全に関する特徴があります。デザインの領域で解決できることばかりではありませんが、私はこれからますます「安全性」というキーワードは「商品力」としてアピールできるものになると思っています。
いかがでしょう?
つづく。。(^∇^)