セーフティデザインとは! | セーフティデザイン Safety Design.com

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ご訪問ありがとうございます。

当方、主に医療機器や設備機器などのプロダクトデザインをしております。。

最近は日常の出来事などを色々と書いております(^^)/

どうぞよろしくお願いいたします。

はじめまして! 私はカーデザインや医療用設備のデザイン開発に携わって参りました。


一見何の関係もないようなこの2つの商品ですが、実は大きな共通点があります。それは非常にシビアな「安全性」を要求されることです。


自動車の場合は、例えば下記のようなシーンを想像してください。


・エアコンの温度設定を変えようとして、インパネのディスプレーに視線を向ける。

このようなシーンでは、出来るだけ「容易に」「素早く」エアコンの温度設定が変えられるような仕組み、つまりデザインが要求されます。


この課題には例えば下記のようなアイデアで解決できます。

・「直観的な操作ができるダイアル形状で、誰が見ても温度が上がるか下がるか一発で分かる。」ようなユーザーインターフェースを創作する。




セーフティデザイン Safety Design.com-ボルボインテリア



では医療用設備の場合はどうでしょう。医療用設備というのは、いろいろありますが例えば患者さんが使用されるナースコールなどです。


下記のようなシーンで、、。


・夜間に、お腹がどうしても痛い。 「あれ?ボタンはどこだったかな? あれ、ないぞ、、。」


これは困りますね。。 患者さんが声の出る場合は叫べば良いでしょうが、声が出ない患者さんもいるかも知れません。出せたとしても中々遠慮もあり声は出せないものです。


そこで、下記のようなアイデアが考えられます。


・夜間はボタン周辺に常夜灯が点灯し、ボタン位置がわかりやすくする。

・ベッド下に落ちないような洗濯バサミのようなクリップがありシーツに留めることができる。



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大そうなテクノロジーということでもなくて、いわゆるプロダクトデザインの領域で工夫することで解決出来そうですね。




私はこのような様々な「シーン」を想定し、色々とデザインの工夫で解決可能な方法を考えてきました。

これを読まれている皆さんの業界における商品やサービスにもこうした安全性に留意する必要があることはありませんか?


そしてこのような視点のアイデアが生かせないでしょうか?


私はこうした「安全性に配慮を行うデザイン」を「セーフティデザイン」と定義しています。  

これからも、様々な事例を交えてお伝えしていきたいと考えています。


世の中がより良い方向に向かっていき、ずっと先の世代まで幸せな世の中が続くことを願ってやみません。


つづく。。