まいど おおきに！
今日は先日引き上げたキャブ車のシグナスから。
1日に3回ほどアクセルが固着して回らない時があり
しばらくすると何事もなかったかの様に元に戻ると。
通常メンテナンスの依頼のついでに見て見ましょう。
FCRの直キャブ仕様
トップカバーを外すと
おっ？
やっぱり外れて抜け落ちとる
そ～っとバルブを持ち上げると
あんたはココに居てたらアカン子や。
以前にも同じパターンがあった。
通常はカシメてあるので抜けないのだが
使用限界でガタが出てゴソゴソになって抜け落ちて
スキマに引っかかってスロットルバルブが持ち上がらなくなり
スロットルが固着した様な症状になる。
アクセルと連動しスロットルバルブを引き上げるアームのコマ
正確にはリンクアームCOMP ASSY
元々はココに居てる子
ちょっとバラすとスロットルバルブがザラザラです。
ただコレはピンが抜け落ちたから出来たキズでは無く
使いすぎでガタが出て消耗したキズ。
他にも擦り減ったパーツが色々
.
パーツリストで品番確認して価格を見積してて
ふと気が付いた。 FCR35......
浮動バルブに「Ｓ」の刻印？
FCR35なのに？ 念の為に調べると35はやっぱり大型ラージで
通常ならバルブの刻印は「Ｌ」 だが外した部品には「Ｓ」
ん？なんで？
35からすべてラージサイズで それ以下はすべてスモールなので
本来なら外したパーツはすべてラージのはずなのに
他のパーツも実寸するとすべて小型スモール用
..... ん？側面に違和感
本来あるはずの「KEIHIN」の刻印が...ない...
私の知ってる限りではボディ側面に大きく「KEIHIN」と。
色々調べてると台湾製のFCRが35でスモールパーツを
使ってるコトが判明。 これってもしかして..........。。。
外したFCR35と台湾製FCRの画像を確認すると
まさに同じモノ（汗） マジかぁ 
こうなると正規品のパーツが台湾ボディに入るかどうかも分からん。
このコトをお客さんに連絡すると 「まさか 
」って。
正規の本物だと思ってただけに そりゃそうなるわな。
そんなん出てるなんて思いもしないし私も知らんかった。
しかも2万円ちょっとでFCR新品が買えてしまう。
ちなみにパーツだけ見積すると約5万円ほどなので
それなら台湾製新品のFCR35を2万ちょっとで買うでしょ。
（補償はまったく無いけど）
とりあえず訳わからん様になったから
この続きはまた明日。
（続く）