左衛門記【 其の初・前1958~1993 】1970 | 風の音が心に響いて...

風の音が心に響いて...

日々心地よくありたいと願う気持を込めて..、
感じたままを書き綴ってみました

昔から人と話すのが好きだったように思う。
相手の言葉を聴き自分の意見を言う、自分が話す気持に相手が応える。
話せば話す程、お互いのことが理解し合えたり、違うところが明快になったり。
ただ世間話をするんじゃなく、お互いの考え方感じ方を生い立ちとかも含めて話すのが好きだった。
いまではそういうことはないけど、朝まで話すこともよくあった。
人が何を考え、いろんな事をどう理解しているかがわかればわかるほど、その絆も深くなり、気の置けない関係へとなっていくと信じていた。

何故こんなことを書いているのかというと、ここへブログを書くようになって、いろんな人から温かいコメントをいただいているうちに、果たしてそう言われる僕は、本当の僕自身なのだろうかと思うようになった。そんなに言われるほど人が良い訳でもなく、ましてや善人などであろうはずもなく、半世紀を生きて尚、自分に迷い、弱い自身を克服も出来ずにいる僕自身。
斯くありたいとは思っていても、いろんな事に翻弄され、楽しく生きたいと思っていても人とうまく付き合えないことだって多々あるし、我ながらどうしようもないなと思うことばかり。
そんな僕自身のことを書かずにいまやっているブログだけでは、何かしら片手落ちみたいな気がして、リアルだったら普通に話すであろう、自分のことを書こうと思い立った。

とは言っても、自伝なんて書いたことも考えたこともなく、もの書きでもちゃんと整理が出来る頭もないので、順を追ってなどというような器用なことは出来る筈もないので、話しが前後、たまに左右へブレたり他所へ逸脱することも多々あろうかと、しかも続きは書けた時ということで、その辺はご容赦戴きたいと思います。

。。。


ちょうど中学入学してすぐ、初めて出来た友人の家へ行って始めてビートルズのレコードを聴いたとき、僕のなかで何かが煌めいた。。
今はもう思い出せないそれ以前の僕、小学生の頃はいったいどんな子供だったのか、不思議とあやふやな断片しか思い出せない。
よく人はその頃のことを覚えているものだし、どうして自分だけが思い出せないのか判らないけど、このビートルズと、音楽との出会いからの僕が、今の自分の始まりのような気もする。

それは希望の始まり、夢の始まりだったのかも知れないけど、生まれて始めて何かに強く憧れるようになったことだけは確かな遠い記憶。

それからの僕と言えば、ただただ音楽のことを考え、あのビートルズのような心躍る音楽がやりたいと、そのことだけを考えるようになっていたちょうど13歳の春。
学校のことと言えばこれまたあまり記憶がない、真面目に勉強していたようにも思えるし、新学期が始まるわくわくした感じが終わる頃には綺麗に清書していたノートもおざなりな感じになっていたようにも思う。とにかくこのあたりから飽きっぽい性格が表面かしてきてたような気がする。

でも音楽だけはそうじゃなかった。
ますますのめり込んでいく感覚はいまでもよく覚えている。
中2の夏には自分でバイトしたお金でギターを買い、
メンバー探しに躍起になっていた自分を思い出す................つづく。