亡き娘が教えてくれたこと・・・

　昨日もとっても暑い日でした。名古屋は３７度まで上がったのでちょっと外へ出ただけで汗だくになってしまいます💦ずっとエアコンなしでは過ごせません。

朝１０時ごろ次女から「今日ショッピングモールに買い物行きたいんだけど」とLINEがきました。次女は今日から３日間働いて、今週木曜日から４連休をもらい北海道旅行へ行くので旅行用の服を買いに行きたいのだそうです。昨日の日曜日が旅行前最後の休みだったので、本当はわざわざ日曜日になんて混雑するショッピングモールへ行きたくないんですが仕方なく行くことにしました。

するとさえパパが珍しく「俺も一緒に行こうかな？？」と言います。いつもなら私と次女が買い物へ行くときは家で留守番が多いさえパパですが、家にいて１人でエアコンつけるのももったいないので一緒にショッピングモールに行けば涼しいからだそうです(⌒▽⌒)私がまだブログが書けていなかったので急いで書いて次女を迎えに行き一番近いイオンショッピングモールへ着いたにはもうお昼１２時でした。最初から立体駐車場へ上がったら満車と書いてありましたので店舗入り口で次女と私は下ろしてもらいその後さえパパがすぐに車を停めれたようで店舗内で合流しました。でも次女と私は洋服を選ぶのでさえパパとは別行動です。さえパパはジョーシンで電化製品を見たり自由にフラフラしていてくれました。

次女とはよく一緒に買い物へ来ていました。中学生や高校生や大学生の時もよく一緒にショッピングモールで服を買いに来ました。次女は友達とも買い物に行くのですがその時はあまり自分の買い物はしません。「友達と行くとみんなの買い物にも付き合うので自分が行きたいお店に行けなかったり欲しい服を見つけられないから、本当に服をたくさん買いたい時はママと一緒の方が気楽に買い物できるから」と言います。なんだかとっても良いように利用されてる感はありますが、親バカな私はそれでも嬉しくなって混雑する日曜日でも一緒にお供しちゃうんです💦

一緒に服を選びながら次女が「これママに似合うんじゃない？？」と時々勧めてきます。私はそうかなあっと言いながら試着して気に入れば買います。次女にも「こんなの似合いそうじゃない？？試着してみたら」とお互い気づけば次女は旅行用に涼しげなワンピースやTシャツやピアスを買い、私も数着服を買いました。

気付けば午後２時を回り、朝ごはんも食べずに来てしまった私達はお腹が空いて、さえパパを呼んで３階のフードコートへ行こうとしましたがフードコートは物凄い家族連れが多くてどのお店も並んでいて諦めました。１階のレストラン街で早めに入れそうなお店を探して洋食のレストランに入りました。料理とパン食べ放題を選んで可愛らしいサイズのパンをたくさん食べました。次女と私と２人の外食はよくありますがさえパパも一緒に家族３人は久しぶりだなあっと思いました。私とさえパパの２人ならケチなので絶対に入らないようなお店でも、次女がいるとつい贅沢を許してしまう私達です💦でもたまにはこれも良しです！！

たまにはこういう親娘の時間も良いなあっとしみじみ思うのです。人から見たらごく当たり前のことなのですが、私には決して当たり前なんかじゃなくてかけがえのない時間に思えるんです。だってさえりんとはもう二度と出来ない事だから・・・

私たちはさえりんからたくさんのことを教わりました。
今のこの一瞬だって生きていられるのは決して当たり前なんかじゃないということ。大切な人が一緒に出掛けようとかご飯を食べに行こうと誘ってきたときは断ったり後回しにせずにすぐ行動すること。後回しにしてあの時みたいに苦い後悔は絶対にもう二度としたくないからです。だから大切な家族との時間は何より最優先すること。「明日やろうはバカ野郎」なんです。明日が当たり前に来るなんて補償はどこにもないんだから！！それはさえパパも痛いほどよくわかっています。そういう思いが強い夫婦だから次女に甘い親バカという弊害もあるのですが、さえりんから身をもって教えてもらったことは私たちの胸に強く深く刻まれているのです。もう二度とあんな悔しく悲しい後悔はしたくないんです(>_<)

人から見たらもう成人して１人暮らしもして社会人の次女に対して、すごく過保護なバカ親に見えるとは思いますが、こうすることが私たちの最善なのです。だってきっとこれは私のトラウマになっているんだと思います。あの時の痛い思いを繰り返してしまったらもう生きていく自信がありません。だからバカ親ですが、次女が元気でいてくれてこうして時々頼って甘えて来てくれることが生き甲斐なのです。

次女は昨日はショッピングの後、友達からLINEがきて次に行く予定の海外旅行の打ち合わせへと向かうため慌てて帰りました。本当に親の気持ちなんて届いているかどうか分かりませんが次女は自由に青春を楽しんでいます。でもそれでいいのです！！私は黙って次女を見守っていられるだけでも倖せをたくさんもらっているんだから。さえりんと次女が私達夫婦の元に生まれて来てくれたことが奇跡なんだから！！

（さえりん４歳６カ月　雪が降ったよpart９）