今回は、
昨日の話に関連して、
うちの子にも起きた
「言語の混乱」
をテーマに
書いていきたいと
思います
※注意※
早期英語教育やバイリンガル育児を
否定する意図はありません。
向く子と向かない子がいる、というお話です。
昨日のブログ記事はコチラ
さて、
我が家の上の子・アリスは
言葉の発達が早く、
０歳９ヶ月で意味のある
言葉（パパ、ママ）を話し始め、
１歳半健診のときには
90語以上の発語が
ありました。
ところが、
下の子・リュウは
言葉が遅く、
1歳3ヶ月で5語を
話すのがやっと。
同じ親から産まれて、
どうしてこんなにも
発語に差が出たのでしょう？
もちろん、もともと生まれ持った
「言葉の得意不得意」
の影響は大きいと思います。
けれども、わたし自身、
「上の子にしてあげたけど
下の子にしてあげられなかったこと」
がたくさんあり、
それが発語の差につながったのではないか、
とも考えています。
今回は、そのことについて
ふり返ってみたいと思います。
※1歳で５語でも、そこから爆発的に
言葉が増えるお子さんもいます。
あくまで「我が家の場合」です。
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こんにちは
「保育士×心理アドバイザー」の
秋月サエコです。
とにかく余裕がなかった二人育児
アリスと4歳差で
リュウが産まれましたが、
子どもが1人から2人に増えて、
当時のわたしは
とにかく余裕がありませんでした。
二人育児は、
「ひとりのときと比べて
2倍くらい大変になるのかな？」
と漠然と予想していましたが、
実際は4倍どころではなく、
体感的には10倍も20倍も
忙しくなったように感じました
書きましたが、
わたしには実母がいなくて、
実父とも疎遠になっており、
義父母は遠方で多忙、
夫も仕事が忙しい時期だったので、
平日日中はほぼ
ワンオペ育児
しかも、当時、
わたしの子宮の持病が悪化して、
ただでさえ
体調が良くなかった上に、
リュウは完全母乳で
哺乳瓶拒否
おっぱいをよく飲む子で
スクスク育ってくれたのは
いいのですが、
わたしの身体が
母乳を作りすぎる体質で、
ママ友に「サエコ牧場
」と
呼ばれるくらい（苦笑）
出過ぎてしまって、
わたし自身はどんどん
痩せていき、常に貧血で
ふらふらだったのです
下の子にしてあげられなかった３つのこと
わたしがそんな状態だったので、
「アリスにはしてあげたけど
リュウにはしてあげられなかったこと」
もたくさんあります。
今回は、
その中でも、特に、
言葉の発達に
影響を与えたのではないか
と思われる
３つのことに
注目してみたいと思います。
①リュウを英語のない環境に置いてあげられなかった
② リュウにほぼ絵本を読んであげられなかった
③ リュウ自身にたくさん話しかけてあげられなかった
この中の①の
「リュウを英語のない環境に置いてあげられなかった」
というのが
どういうことかと言いますと、
アリスが0歳～3歳になるまでは、
英語のない日本語オンリーの環境で
育ててあげることができたけれど、
リュウのときには
「英語のDVDを見せてしまっていた」
ということなのです。
英語のDVDが大好きな子
この英語のDVDというのは、
もともとは
リュウのために買ったものではなく、
アリスのために買ったものでした。
当時、アリスが通っていた幼稚園は、
毎日1時間、ネイティブの先生と話す
「英語の時間」があったのですが、
（※この幼稚園は著書 に出てくる幼稚園ではありません、アリスはいろいろあって、この後、転園しています。そのことは機会があればまた書きたいと思います）
保育参観に行ったときに
アリスがこの英語の授業に
ついていけていない様子で
つまらなそうにしていたので、
少しでも英語に慣れるために
良かれと思って
購入したのでした。
ところが、リュウの方が
このDVDを
気に入ってしまい、
ハイハイができるように
なった頃から
自分でテレビの方に進んで、
「英語のDVD見せて」と
ジェスチャーでおねだりするほど
このDVDは、
リュウの心をつかむだけあって、
良質な幼児向けDVDでしたし、
見せればリュウが
おとなしくしてくれるので、
わたしもつい、
見せてしまっていて、、、
（視聴時間や視力には気をつけましたが）
今考えれば、
それでも言葉の獲得の力が
ふつう以上に高い子だったら
問題はなかったと思います。
（むしろ、バイリンガルのようになれたかも？！）
ただ、リュウのように
もともと言葉の獲得が
不得意な子にとって、
日常的に２つの言語がある状態は、
「言語の混乱」を招き、
言葉の遅れに
つながったことが考えられます。
（昨日の記事参照）
その後、リュウが脳の病気になり、
いよいよ言葉の遅れが
深刻になってからは、
（詳しくは著書 参照）
英語のDVDは
3歳になるまで
なるべくリュウには見せず、
リュウがお昼寝したときに
別室でアリスに見せるなどして
工夫しました。
また、英語教育で言えば、
この英語のDVDよりも、
音声のみの英語教材を
1日90分かけ流す方法が
とても良かったのですが、
（３歳以降）
それはまた別の話になりますので、
今後、機会があれば
お話したいと思います
さて、次回は②の
「リュウにほぼ絵本を読んであげられなかった」
について、
毎日10冊の本を読んであげたアリスと
1冊も読まない日も多かったリュウに
どれほどの差がついてしまったのか、
という話をしてみたいと思います。
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