この記事は備忘とこちらの記事に書いたように、もし今後受ける方の参考になれば…と思い書いたものです。
試験を受けた感想の箇所には、何が出題されたかも記載しているので、2018年の試験に何が出たかをまだ知りたくない方は、その部分は読み飛ばしてください
【経営実務】
![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/089.png)
論文式の際に最も成績が悪かった経営学。
それほど苦手意識はなかったのですが、偏差値40台で、ダントツで出来ていませんでした。笑
そんな経験もあることから、経営学もかなり早めに手をつけました。
TACのテキストの1冊目は分析がメインなので、まず数式をしっかり覚えました。
論文の際に経営学や管理会計でやったものがメインですが、忘れてしまっている部分が多く…。
数式やその意味を覚えた後は早めに答練を解きました。
答練で数式を覚えているかは確認できるので、確認用として使用しました。
答練は2回くらいやったかなと思います。
練習問題にはちょうど良かったです。
私の場合はどうも苦手なようで、覚えてるつもりでも、いざやるとちゃんと覚えてないなーってところも多く、この科目こそ手を動かして解いて良かったです。
そしてTACのテキストの2冊目は「コンピューターに関する理論」ということで、補習所の授業ではやっていたものの、試験としては初めての内容。
文字がびっしりのテキストは
うわぁぁぁぁぁぁ
って感じでした。笑
でも勉強する以外道がないので、何度も読みました。
ある程度の内容、ポイントとなるワードを覚えなければ書けないので、何度も読んで覚えるしかなく…。
毎日少しずつ進めて、気づいたらかなり覚えていて、答練や過去問ではほぼ満点を取れるくらいになっていました。
この科目は他の科目よりとっつきにくく、ちゃんとやらない人も多いかもしれませんが、やれば解ける問題が出ている印象でした。
あまりギリギリに始めると量に圧倒されたり、他の科目に力を入れないと間に合わなくなってしまうので、経営に時間をかけられなくなるかもしれません。
とはいえ早く始めすぎて、触れない期間があると、すぐ頭から抜けてしまう内容でもある気がしたので、勉強を始めるタイミングがポイントかなと思いました。
大きな試験では初めての内容だと思うので、あまりにも勉強しないと足切りリスクがあると思います。
逆に時間をかけすぎても配点を考えると大きなアドバンテージは難しいんですよね…。
得意不得意は人それぞれだと思うので、いつから始めれば間に合うかは一概に言えませんが、本格的に勉強を始めるタイミングは意識されることをオススメします。
コンピュータの方は過去問も答練も、テキストをある程度覚えた後、試験1週間前くらいにちょこちょこやってみました。
あとはコンピュータの方のテキストに「Q」として載っているものの、その答えが書いていないものがあり、ググるとダウンロードして読めるものだったのでダウンロードしました。
テキストと重複してる内容もありますし、受かるためと考えると、ここまでやる必要はない気もしますが、ここから出たりもしてるみたいなので、余裕があれば最後に読んでおくと良いかもしれません。
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色々と想像と違いました。笑
まず計算問題に関しては
計算方法が書いてある
というまさかの展開。
たしかに比率分析では、この数値でもこっちの数値でも認められるという部分があるので、試験として出すなら明確な指示が必要なのもわかります。
が…
一生懸命覚えたのに!
という気持ちにはなりました。
こんなこともあるんですね。笑
しかしこんなところでケアレスミスしたら絶対アウトなので、慎重に指示に従って解きました。
そして次の問題は
え、会社法
1文字も経営学のテキストには載っていないものが出てきました。
たしかに私たちが論文式を受けた後に改正があった箇所だけど、まさかこんなところで出題されるとは。
多分しっかり間違えたと思います…。
日々改正に目を向けて、正確な内容を覚えてる方は出来たと思いますが、想定外の問題でした。
さらに次の問題も
まさかのPPM
こちらもTACの経営学のテキストには載っていなかったです。
論文のときの経営学ではやっていましたが、論文のときの経営学は選択科目だったので、統計とかを選んでいた方にとってはちょっと不利な問題になってしまっているような気はしました。
会計士として知っておくべき内容と言われてしまえばそれまでですが…。
論文の時にやっていたとはいえ、忘れている人も多いと思うので、ここで足切りの有無が決まるほどではないとは思いますが、次回の試験からは経営学の勉強の幅が広がってしまうだろうなとは思いました。
テキストの構成がどうなるかは分かりませんが、きちんと対策しようと思うと今まで以上に幅広く勉強する必要があるのかなと思います。
コンピューターの部分はきちんと勉強しておけば、ある程度点数は取れる構成だったと思います。
とはいえ、やはり勉強したからといってアドバンテージになるほどの出題量ではないですね。
勉強はしないと足切りリスクはあると思うので、きちんと全体を勉強しておいたことは良かったです。
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テキストに載っていないものが出題されるという点では、全科目中1位だったと思います。
とはいえ比率分析に関しては数式が与えられていたし、コンピューターも勉強してくれば対応できるし、きちんと勉強してくれば合否に響くほどにはならないかなという感じです。
でも私は試験が終わった後、心配だった科目の1つが経営学でした。
比率分析はできているものの、コンピューターは想定していたよりは出来ていない気がしたし(答練とかが出来すぎていたのもあるのですが)みんながどれほど出来ているかが不明だったし…
簡単だった!という感想の方も多いという噂も聞いたので、簡単って言うほどかな?と思ったり。
得点開示がない限り、どうだったのかはわからないままですが…
この科目はすごく苦手な人がいるというよりは、やらないから出来なかったという人のほうが多いのではないかと思います。
とりあえず人並みに、範囲に偏りなく勉強しておけば足切りになるリスクも低く、無難に乗り切れる科目なのかなとは感じました。
上記したように放置しすぎて間に合わない!という状況になるのも避けたいですし、かといってすごく早くから一生懸命やる科目でもなく、他科目とのバランスの取り方は少し難しい科目だなと思いました。
周りの受験生とコミュニケーションを取っていないので、会計や税務はみんなそれなりにやってるのは分かるのですが、経営は一番未知数だった気がします。
みんなどれくらいやってきていたのかは最後までよくわからない科目でした。