人生ゲームでは 年代を歩きました。
人生マップでは 現在地を確認しました。
では 人生後半を どう歩けばいいのでしょう。
今日は 世界中の研究から 見えてきた 共通点を紹介します。
若い頃は、仕事や収入、肩書きが人生の目標でした。
しかし、人生後半になると、多くの人が気づきます。
「何を持っているか」より、 「どう生きているか」 の方が、心の満足を左右することを。
幸福学では、お金や地位による幸福は一定水準を超えると頭打ちになり、その後は人間関係や健康、生きがいが幸福を左右すると報告されています。
心理学では Doing より Being が重要だと言われます。 何かを成し遂げ続けることではなく、 どんな自分でありたいか。
穏やかでありたい。
優しくありたい。
学び続けたい。
その姿勢が人生後半の軸になります。
近年の脳科学では、 神経可塑性 という言葉があります。
脳は高齢になっても新しい刺激で変化します。
運動
読書
会話
ボランティア
趣味
これらは認知予備能を高め、 認知症リスクを下げる可能性があるとされています。
だから、 「もう遅い」 は科学的にも正しくありません。
老年学では SOC理論 (選択・最適化・補償) があります。
若い頃と同じことは出来なくても、 大切なものを選び、 工夫し、 補えば、 幸福度は維持できます。
人生後半は 「あれもこれも」 ではなく、 「本当に大切なもの」 を残す人生です。
退職すると 肩書きはなくなります。
しかし、 役割まで失う必要はありません。
家族でも
地域でも
趣味でも
教える側でも
役割を持つ人ほど 健康寿命が延びることが多くの研究で示されています。
幸福研究では、 感謝を書く習慣は 幸福感を高め、 ストレスを減らし、 睡眠にも良い影響があると言われています。
人生後半は、 足りないものを数えるより、 残っているものに感謝する時間が増えるほど、 豊かな人生になります。
人生は勝ち負けではありません。
人と比べるものでもありません。
昨日の自分より、
少しだけ優しくなれたか。
少しだけ健康になれたか。
少しだけ誰かを笑顔に出来たか。
それが人生後半の成功です。
人生ゲームは、 ゴールを目指すゲームでした。
しかし現実の人生には、 ゴールはありません。
毎日が、 人生そのものです。
だから今日という一日を、 丁寧に生きる。
それこそが、 人生後半の哲学なのだと思います。