1年前、ちょうど親父が死ぬ直前のこの時期、TBSで流星ワゴンというドラマがやっていた。
そのドラマは、昔から父親と仲が悪かった主人公が、自分と同い年の生霊となった父親と一緒に過去を旅するというものだった。
※詳しくはこちら
TBSドラマ「流星ワゴン」
http://www.tbs.co.jp/ryusei_wagon/story/
そのドラマはまるで当時の俺の境遇とそっくりだった。例えば、父親が人懐っこい性格の反面、頑固で威圧的過ぎる性格であることや、昔から親子の仲が悪いこと、主人公の家庭が崩壊寸前なところ(当時俺も嫁から離婚話を持ちかけられ別居していた)、父親が今現在死の淵にいることなど、まるで俺のために脚本を書いてくれた様な内容だった。
また、5年ぶりに復縁した親父は病気のせいもあって、まるで別人の様に丸くなっていたため、この時は人生で一番親父と理解し合えた時期だった。その関係性が、ドラマの中で主人公が忠さん(自分と同い年になった父親の生霊)と向き合う姿と酷似していた。しかも、このドラマの最終回の週に親父は死んだ。
親父はドラマの忠さんのような豪快な人間ではなかったが、親父の死の前後に俺が今まで知らなかった親父の男らしさというものをたくさん知った。
一年前のこの時期、親父が死んだ前後に俺は親父からたくさんのことを学んだ。俺にとっての忠さんみたいな親父が心の中で何度も現れ、俺を導いたり俺と喧嘩したりしていた。
先日のブログでも書いたように、もうすぐ親父が死んで一年になる。
つい先日、ふとした拍子でこのドラマのことを思い出した。そして、一年前の心境を思い出した瞬間、俺にとっての忠さんみたいな親父が心の中で現れた。
最近、遺産相続以外にも悩み事が多いのだが、そのことについて忠さんみたいな親父だったらどうするか問いかけている。親父が返す答えはいたってシンプル且つ正解に思えるものばかりだ。
一年前、「ウダウダ悩むよりも当たって砕けた方が逆に被害が少ない」ということをドラマの中の忠さんと心の中の忠さん両方から学んだ。そのことを再び思い出すきっかけになった。
一周忌を前に親父とよく話す今日この頃だ。