今日の情熱大陸の主役は装丁デザイナーの鈴木成一氏。村上龍氏の著作の多くの装丁を手がける、今日本で最も売れっ子の装丁デザイナーさんです。
私は普段殆どテレビ見ないんですが(ホントに月のTV視聴時間が2時間きってると思う…)今日はたまたま通りがかりに予告CMが目に入ってしまったので、思わずTVの前に座ってしまいました。
最近の本の装丁ってスゴクカッコいいのが増えてるなぁと思っていましたが、「お、コレカッコいい!」と思ったものは鈴木成一デザイン事務所が手がけているものが結構多くて気にはなっていたのです。
いやしかし、トレペの二重表紙とか2/3面帯とか結構潮流作っている人なのか、と思ってしまいました。その根底にあるのが彼自身、子供のころから暇さえあれば新聞の活字を書写していたフォントマニアって所が何だかニマリとさせられます。
ところでこのトレペ二重表紙、同人誌のコピー本とかで結構昔からやってるんですよね(^^;なんだか自分も教わらずともやってたような、その時に使っていたカラートレペがまだ本棚に残っているような記憶があります。
先日某セミナーで印象に残りやすい小冊子の例として上下二段に割れる本がありましたが、あれも昔やった手だったし。意外と同人誌のコピー本に斬新な装丁のヒントがあるかもしれません(笑)
とは思ったのだけど、実は同人誌のコピー本は手作りで20部そこそこのマニュファクチャ。20部しかないから面倒くさいピンキングやビーズ張りもやれるけど、大量生産で透かし彫りやら窓あけやら、やろうと思ったらめっちゃくちゃお金がかかる(笑)
逆に言えば20部そこそこのコピー誌では読んでくれる人に楽しんでもらう為に採算度外視して装丁凝っていたものですが、今時商業誌でもそこまでやらないと目立てないってことなんですね…。サービス精神だけが切り札だったコピー本、立つ瀬ないなぁ(苦笑)
それにしても大物作家、有名出版社ばかり年に600冊も手がける人の番組を見て、コピー本を作りたくなってしまう私って…(^^;