NHKで始まった新討論番組、日本の、これからに今をときめくライブドアの堀江社長が出演していました。初回のテーマはいきなり「勝ち組と負け組を生む社会」。 この本の著者山田昌弘さんも出演されています。
番組は4月4日(月)0:45~総合TVで再放送されるらしいですよ。
「希望格差社会」とは将来に夢が持てる人と持てない人の間の格差、と山田さんは定義づけしています。
終身雇用が崩れ、年金の保証は薄れ、大企業でも倒産しないとはいえない世の中になってきた。将来への希望を持てなくなった人たちが現在の現実に逃げ込み、忙しいからとか今は楽しいからと言う言い訳で長期的な展望を持たなくなる。現在に逃げることが叶わなくなった時、労働意欲を持たない人が増えて正常に労働をしている人にぶら下がるようになる。ぶら下がられた人々もまた、終わらない増税や労働搾取に疲れて負け組となり働かなくなる。かくて「負け組の絶望感が日本を引き裂く」と言う将来が待っていることになる。
なにやらやたら恐ろしげな未来ですが、実際この調子で増税が続いて、残業代も出ないのに残業ばかりやらされては将来の希望もへったくれもありません。労働力低下の無限ループが始まり、カルトやドラッグに逃げ込む人が増え、テロの脅威も増える。普通に生活すること自体が馬鹿馬鹿しくなったら、誰がこの社会を支えるのでしょう?
ただ勝ち組、負け組の言葉で個人が頑張ればいい、と言うだけの結論に終わらない施策を、この本は提言しています。番組で不安になった方は、是非お読みください(笑)
- 著者: 山田 昌弘
- タイトル: 希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く