【読書録】きっと、よくなる!by本田健 | 石ヶ森久恵のブログ

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あけましておめでとうございます!
今年の初めてのブログはこれの紹介をしたい、と決めていたので、少し遅れての新年のご挨拶です。

去年は色々な災厄がありました。2004年の文字として選ばれた字が「災」でしたが清水寺で揮毫された12月13日のわずか13日後、スマトラ沖で史上最大級の地震が発生し、それによって引き起こされた津波で多くの人命が失われました。数秘術によると昨年は災厄の年、そして今年は命が個人的な理由で失われる事が多い年と聞きます。数年前に世紀末、と言っていた事から鑑みると今こそヨモスエと言わんばかりですが、だからこそこの本を最初に紹介したかったのです。

本田健氏は個人的に一番熱心に読んでいるハッピーわくわく系の著者で、今まで何度となく気づかされる事が多くありました。その本田氏が「もう一冊だけ本を出していい」と言われたら迷わずこれを書く、と豪語する、本田イズム集大成の本という触れ込みでした。タイトルからして何やら頬が緩むものになっています。
本のタイトルはとてもとても大事なものだ、と言うのはある出版関係の方から強く言われた言葉です。例えば「社長をだせ!―実録クレームとの死闘 」と言うような人目でクレーム対応の本とわかるようなキャッチーなタイトルはそれだけで本の中味への期待を形成する重要な要素と言うのがわかります。実際そう言う目で見始めると「○○するための7つの××」という具体的な数を上げるとか、「ブログで始める超速起業入門 」のように確実に使われるキーワードを入れる事で大きなイニシアチブを取れるものだと気づかされます。
その点でこの本のタイトルは「きっと、」と「、」をおく事でほっと息をつく安堵感とぐっと拳を握るような力づける力が働く、ハピわく本のお手本のようなタイトルですね(笑)

内容は本田イズムの集大成と書きましたが、今までの著作のエッセンスを簡潔な文章で、100のショートエッセーとしてまとめてあります。一つ前の書評でご紹介した「ユダヤ人大富豪の教え 」「スイス人銀行家の教え 」をはじめ、本田氏の著作や講演で語られてきた事を気軽に読みやすく提供しています。
なぁんだ焼き直し?と思うかどうかはお読みになる方によると思いますが(笑)個人的には毎日五章ずつ意識しながら送るだけでも物凄く自分が変われるような気がします。その点では先にご紹介した「キッパリ! 」ににているかもしれません。

特に心に残った所は「自分の痛みを感じ尽くす」と言う章でした。私は随分と鈍感にできているもので、2004年は周り中が心配を通り越して呆れ帰るような事態にあっても自分の痛みとして感じていませんでした。何ヶ月も経った今になって思い返すととんでもない状態だった、と思いながら今だ消化し切れていないことに気づきました。人間は耐え切れない辛さ、苦しみ、悲しみに逢うと却って無感情になったり笑ってしまったりするものだと言います。そうして苦しみや悲しみをシャットアウトする事で自分を護る訳ですが、その結果本来受け取れるべき喜びや幸せに対しても無感情になったり、鈍感になってしまいます。イイコぶってその場を乗り切るために押し殺した自分の感情はいつか必ずゆがみとなって現れるものです。
「自分を世界で一番大切な人として扱う」と言うのもこの本で語られています。渋井真帆さんの「「稼ぎ力」ルネッサンスプロジェクト 」でも言われているように、全ての成功の種と幸せの鍵は自分自身の内側にあります。先に上げた数秘術で予言される2005年も、皆が自分を大切にする事から変えられるかもしれません。
自分を大切にすると言うことは自分勝手に生きると言う事ではなく、自分を含め世界の全てに誠実に生きるということでもあります。2005年の初めにこの本を紹介できるのはとてもラッキーなことと思います。是非この本を読んで「頑張らない幸せ」を発見してください。




著者: 本田 健
タイトル: きっと、よくなる! 著者: 本田 健