『本光寺』に着きました。
今から約400年前に創建。
当藩の城主岩井備中守が飯山城を築城されたときに、お城の守り神「七面大明神」をこの位置に移してお祀りしたのがこの寺の起こりだそうです。
それ以来、当山は、お城の真西にあってお城を「七面大明神」によって庇護する役割を持ち、住職がお城の出入りを許された寺との事です。
境内には、 横井戸の水「清水」があるそうですが、この井戸は横井戸の水を引いたもだそうですです。
横井戸とは、当山の西山の中腹に45メートルぐらいの横穴が掘ってあり、その穴の上から滴ってくる水を入り口に引いたものとの事。それをタンクにためてから使用しているんだそうです。
この井戸の水は絶えることがないそうで、ミネラルのたっぷり含んだ自然の水であり、近所の人たちに好んでお茶に利用されているとの事です。
あるテレビ番組で、取り上げられたりもしたそうです。
また沢山の寺宝や野田喜佐衛門の墓があるとの事です。
喜佐衛門は、松平遠江守忠倶により大阪から招かれ、数々の用水を開設、現在の飯山水田をつくったといわれているそうです。
様々な草花が咲き乱れるお寺との事です。
いいやま七福神では『弁財天』( 芸道富有)が祀られています。
財産をもたらす神で弁財天と言われ、略して弁天とも呼ばれているそうです。
もとはインドの水の神で、河水の流れる音から美音天などと呼ばれ音楽・芸能の神、よどみなく流れる姿から弁舌才知の神とされ信仰されているとの事。
ヘビを使者とし、白蛇を飾った宝冠をいただき、その姿の多くは琵琶を持った美しい姿なんだそうです。
ここ『本光寺』も雪に覆われていて、本堂へは近付けなかったのですが、弁財天が祀られている祠までは雪掻きをしてあり、いくことが出来ました。
(階段には熱伝導で雪を融かしているようでした。)
観光会館で電話を入れていただいた時、お留守だったのですが、ダメ元で伺ってみたら、外で作業をされていました。
階段の中腹辺りで、おばあちゃまが雪掻きをされていて「七福神めぐりかな?」と声をかけてくださって。
行き帰り、おばあちゃまと楽しくお話させていただきました。
ダメ元で伺ってみて良かったぁ~~(*^^*)
次のお寺まで、また約5分ちょっと。
ここら辺はお寺さんが点在しており、隣接している感じにお寺が並んでいます。
寺巡遊歩道があるようですが、今は閉鎖しているので、その都度その都度、大通に出ないといけないのがちょっと大変でした=3
(ちょっと急な階段を登らないといけないので...。)
次のお寺『常福寺』の山門まで来た所で、12時をまわっている事に気付き、お昼時だし、次のお寺は電話を入れていただいた時、お留守だったのもあったので、午後になれば状況も変わるかなという期待も込め、お昼を食べる事に。
お昼は『月あかり』というお店に入りました。
(『常福寺』の近くであり、また【高槁まゆみ人形館】の横にあります。)
定食などもありましたが、お蕎麦が食べたい気分だったので「きのこ蕎麦」にしました。
地元食材をふんだんに使った1品。
美味しくいただきました(*^^*)
また、お寺を巡っている最中、何度か雪が舞ったりして、体がかなり冷えていたので温まりました(*´ー`*)
お昼を食べ、『常福寺』へ。