平成29年3月11日。
東日本大震災から6年。
この日は夜のコンサートに向けて飯山へ。
その前に『いいやま七福神』めぐりをしようと午前中から行くことにしました。
七福神とは、 福徳の神として信仰される七神。恵比寿、大黒天、布袋、福禄寿、毘沙門天、弁財天、寿老人です。古くから福神として信仰されていた性格の異なる神々を、七という聖数にあてて一組に取り合わされたものですが、その成立は室町時代頃といわれています。近世以降絵画や彫刻の題材となり、庶民的な存在となりました。そして宝船等の習俗や地方芸能に伝存され、親しまれています。
さて、旅の様子に戻ります。
8時20分頃、自宅を出発。
坂城インターから上信越道にのり飯山へ。
飯山インター手前辺りから雪が舞いはじめ、インターを下りると更に降っていて...!Σ( ̄□ ̄;)
でも、地本の人から見れば、まだ舞っているという感覚みたいで=3
感覚の差を感じました。
9時半頃、飯山駅に到着。
七福神めぐりに必要な専用の色紙をてに入れる為、駅の中にある観光案内所へ。
(他に『飯山市伝統産業会館((月)休み)』『寺巡りお休み処奥信濃((火)休み。また11月から4月は休館)』『七福神安置各寺社(販売していない寺社あり』にも販売されているそうです。尚、御朱印帳対応はしていないとの事。)
受付で色紙を下さいと話すと出してきて下さいます。
また一緒に地図付のパンフレットもいただきました。
飯山では、七福神めぐりの他、お寺をめぐりスタンプを押していく『お寺めぐり』というのもあります。
受付の方が、この時期であるし、法事などで不在の場合があるとの事で、全部の寺社に電話を入れて下さいました。
メモ書きまていただきました。
3ヶ所いらっしゃらないようでした。
もし、居なければ、観光案内で全ての朱印を預かっているので、寄っていただければ押すとの事。
また、時期が良くなったらまたいらしていただいく方法もと言われました。
色々とご配慮いただいた案内人の方に感謝(*^^*)
早速、いただいたパンフレットを見てルート決め。
夜のコンサートは駅近くであった為、1番遠い所から伺う事に。
1度、最初に行こうとしたお寺さんまで車で行ったのですが、途中に伺う予定のお寺があり様子を見ながら運転したのですが、場所により駐車場がないことに気付きました=3
そこで、一旦、駅方面に引き返し、コンサート会場の駐車場に車を置いて歩く事に。
歩いて20分程。まず伺ったのは...
『英岩寺』
初代飯山城主泉重信の菩提寺で、飯山市街地で最古の寺だそうです。
永仁年間天台宗の修験道場として創立され、その当時は江岸寺と呼ばれとの事。
戦国期に衰微し、文禄4(1595)年、高源七世通庵寿貫和尚によって栄巌寺として中興され、『英岩寺』と改名し現在に至ったとの事。
今の本堂は安政3年に建立された建物だそうです。
また、上杉謙信の直臣で「鬼」と呼ばれた槍の名人小島弥太郎は、川中島合戦で深傷を負い春日山城へ帰る途中、足手まといになるとこの地で自害して果てたと伝えられており、寺の裏手にその弥太郎の墓もあるとの事。
本堂中庭には、樹齢100年を越すキササゲと呼ばれる支那桐の大木があり、6月頃には花の香りが漂うそうです。
いいやま七福神では、『福禄寿』(人望福徳)が祀られています。
福禄人とも言い、幸福と封禄、長寿を兼ね備える中国の福神だそうです。
一説には南極星の化身とも言われ、頭は長く、背は低く、立派なあごひげをたくわえた年齢千年の仙人。
長寿のしるしである鶴と亀を従え、経巻を結んだ杖をついた姿で表わされているんだそうです。
日本では、室町時代以後、七福神の一神に加えられたとの事です。
この福禄寿様、可愛い(*^^*)
人がいて現物は撮影出来ませんでした。
対応して下さったおばあちゃま、とても感じがいいおばあちゃまでした!
本来、『英岩寺』から、恵比寿大神がいる『飯笠山神社』へは、寺巡り遊歩道があるそうですが、冬期間は雪の為、閉鎖されているので、遠回りして向かいました。