きょうはクリスマス・イブ。
もう定番となった山下達郎の「クリスマス・イブ」をきっと聴いている人いるでしょう。
竹内まりやの為に作った曲でしたがボツになり、彼が歌うことになったのです。
発売当時それほど注目を浴びていなかった。
しかし1987年に「JR東海」が発足し、1989年から1992年にかけて「シンデレラ・エクスプレス」と銘打って、「電通」の三浦武彦、早川和良らがCMを作りました。
「遠距離恋愛」をイメージしたこのCMが当たりました。
デビュー間もない深津絵里、牧瀬里穂、溝渕美保らを起用し、山下達郎の「雨は夜ふけに過ぎに、雪へと変わるだろう」が流れます。ホームに入って来る新幹線。恋人を乗せてやってきます。心待ちにしている彼女。再会するまでの一瞬をうまく捉えています。
山下達郎の最大ヒットといっても過言ではないでしょう。
これはCMプランナーの快挙でしょう。山下の「クリスマス・イブ」に注目したのが早川氏といいます。それを映像化した三浦氏たちです。最近のCMの多さに閉口して録画してドラマを見ている私です。
彼らCMプランナーの苦労も知らず、でも何度観ても飽きないCMもあるのです。これぞ本来力あるプランナーの本領発揮。
「シンデレラ・エクスプレス」はCMの最高傑作です。