映画『スパイの妻』を観る | さむたいむ2

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今日も元気で

 

きのう映画を観ました。『スパイの妻』です。

サスペンスというには淡々とした運びでした。もう少しスリリングさが欲しかった。

セピア色の画面はさすがです。蒼井優の髪型、衣裳凝っていました。

ただ高橋一生の正義感をもっと強く表現して欲しかった。

 

彼のしたことはスパイではなく、当時の言葉でいえば「売国奴」だったのですから。

売国奴といっても正義からです。満州で関東軍による人体実験を告発しようとしたからです。

 

妻は夫の正義に応えようとします。それは彼女の独占欲からです。

この成り振り構わぬ妻の夫に対する愛がこの映画のテーマです。

そのためには狂気も演じます。

それに応えようとする夫。

見方によるとラブロマンスです。