四国遍路、できれば「歩き遍路で通し打ち」を考えてました。
でも、それは2ヶ月かかり、4,50万の経費が掛かる様子・・・。
母の介護や、私自身のガン闘病のため、ほとんど仕事をしていなかったため、
時間は確保できても、予算が確保できない。
ということで、一番、経済的に出来る方法の「車遍路」、できるだけ車中泊プランに。
そのために準備するものは、
四国遍路のための準備、車遍路のための準備、車中泊のための準備が必要です。
とにかく、経費節約しつつも、納得できる物を準備したいので、いろいろと探しました。
結果的に私が準備したものは、
<四国遍路>
納経帳 2000円
御影帳 2000円
勤行本 300円
納札 39円×2冊=78円
数珠 2100円
輪袈裟 2000円
白衣 2000円
ローソク 350円×3箱=1050円
線香 自宅にあった頂き物
巡拝の友(バック) 1700円
ライター 290円
手ぬぐい 300円
<車遍路>
ETC 15000円(取付工賃込)
ドラレコ 4060円
ドラレコ取付工賃 8000円
<車中泊>
車用バッテリー充電器 3500円
踏み台兼用BOX 1780円
段差解消用踏み台 300円×4個=1200円
ロングクッション 1500円
目隠しカーテン用材料
保温アルミシート 100円×4枚=400円
ガムテープ 100円
両面テープ 100円
強力磁石 100円
遍路グッズ保管用ケース 300円
遍路グッズ保管用BOX 100円×2=200円
<経費削減のために工夫したこと>
1.ETC
九州から四国への移動で欠かせない高速道路。
土日や夜間にETCを使えば3割引きです。
とはいえ、ペースメーカーで母が障害者手帳を持っていたので、手帳提示で割引を想定してETCは付けていませんでした。
(車購入時も、福祉車両で割高のため、削れるものは全部外してました・・・)
ETC利用での割引額と、ETC設置費用をはかりにかけて、ETC付けました。
2.ドラレコ
昨今のあおり運転話題を見ると、今どきは必須かなぁと思いつつも、高性能な数万円の高額商品は無理。かと言って5000円以下の小さな格安品は、車内での見栄えが気になります。
価格と見栄えと車内配線と性能を、総合的に考えて、
バックカメラ付のルームミラー一体型 4,060円をネット購入。
配線も自分でやろうかと思いましたが、新車でもあり、ディーラーに依頼しました。
3.仮設ベッド
福祉車両じゃなければ、結構、ゆったりとシートアレンジ出来るタイプの車両ですが、
福祉車両なので、いろんな部分に以外と制約がありました。
ネット検索では、押入れラック(3000円)を利用する方法が紹介されてましたが・・・
値段的に納得できずに、他の方法を模索。
段差の高さ・広さなどを考慮し、折り畳みの踏み台(300円)と自宅にあったボードを利用しました。
4.目隠しカーテン
車内の目隠しカーテン(フロント・前席両サイド・後席両サイド・バック)が必要です。
カー用品ショップで探すと、やはり、それぞれ1000円~4000円。
100円ショップで探すと、日よけグッズであり、サイズ的にも今ひとつ。
そこで、自作することにしました。
ピクニックシートや、食器棚シートなどに利用する、銀色のクッション付きのアルミシート。
一重では、灯りが洩れそうなので二重にして、窓サイズに合わせてカット。
カーテンでよくある吸盤タイプは、外れやすいので、磁石で取付。
トータル1000円未満で、4ヶ所全部、作ることが出来ました。
<四国遍路ガイドブック>
カーナビが付いているとはいえ、四国88ヶ所に加えて、別格20ヶ所も回ろうかと考えると、
電話番号や、道路地図などが掲載されたガイドブックは必須。
書店だろうが、ネットだろうが、購入するにはそれぞれ2000円弱・・・。
どうするか悩んでましたが、予想外に解決。
Amazonプライム会員だったこともあり、ネット上で読むことが出来ました。
ということで、書籍は購入せずに、スマホにダウンロードして読むことが出来るようになりました。
<まとめ>
四国遍路グッズは、1番札所でも購入出来ますが、ゆっくりじっくりと選べるネット購入。
若干、お値段高めになった物もありますが、機能・デザインなどから納得です。
車遍路グッズは、何かと費用が高めになる部分でしたが、
ネット購入・売出期間購入を利用して値段を抑えて、取付工賃を確保することが出来ました。
車中泊グッズは、自宅にあるものを出来るだけ活用して、なんとか出来ないものかと
一番、頭を悩ませた部分でした。
ということで、母が亡くなった12月14日の夜に、四国遍路を思い立ってから2ヶ月。
すこしずつすこしずつ、準備して来ましたが、やっと準備万端になりました。